ブロック塀の劣化は補修せずに放って置くと危険!
エクステリア —
こんにちは、ゆとりフォームさっぽろです!
大阪北部地震のブロック塀の倒壊事故を見て、自分の家の塀は大丈夫なんだろうか…!
そんな心配をされる方が結構いらっしゃいます。
今回のお客様も、ニュースを見て診断して欲しいというご依頼でした。
傾いているブロック塀、補修よりも建て替えが必要!
札幌市 T邸 築42年(中古で10年前に購入)の場合
ブロック塀のタイルが剥がれていたり、塀が倒れていたりしていて、お客様自身がかなり劣化していることを認識していました。
補修で復旧できるのか、それとも建て直さなければならないのかを診断して欲しいというご相談でした。
診断の結果は以下のとおりです
● 塀が傾いている
土圧によるものなのか、劣化によるものなのかは判断できないが、ブロック塀が前に傾いているために倒壊する恐れがあり危険な状態。
● タイルが剥がれている
写真の白く見える部分は、タイルが割れてその小口が出ています。
タイルの下のブロック部分にヒビが入っている恐れがあり、そこから雨が入り込み劣化のスピードが早まっている可能性があります。
以上の点により、建て直すことをおすすめ提案しました。
また、塀と家との間のスペースが一段高くなっているために、その部分がデッドスペースとなっていました。
塀を家側に寄せて建て直すと、自転車などがおけるスペースができることをご提案しました。
ブロック塀が思った以上に劣化!という場合の対応方法
ブロック塀にタイルが貼っている場合、直接ブロックの状態を確認できませんが、タイルの痛みの状況を見るとブロックがかなり傷んでいることが分かりますし、倒れから中の鉄筋もかなり劣化していることが分かります。補修よりも建て直しをおすすめした理由がそこでした。
解体してみると、診断どおりブロックも、中の鉄筋も補修ができないほど劣化していました。
そして、さらに工事を進めると、なんと家とブロック塀との間に土に埋まったコンクリート塀が現れました。
中古で家を購入したときは予期していないことがよく起こりますが、今回のような例は初めてのことでした。
コンクリート塀の解体をすると予算をオーバーしてしまうために、お客様と急遽打ち合わせをして、その前面にブロック塀を建てるために当初予定していた位置より15cmほど前に建てるように変更となりました。
ブロック塀の劣化には、やはり専門家の意見が必要!
ブロック塀倒壊のニューズを見て、「我が家の塀を見てみるとどう見ても倒れているけれども、どれほど緊急性があるのかがわからない」という方も多いと思います。
やっぱり、一度専門家の意見を聞かないと判断しづらいですよね。
お客様からいただいたお言葉です。
たまたま、折込チラシを見て「文化シヤッター」のリフォーム部門ということでしたので、信頼して電話で診断を依頼しました。
工事の要所で声をかけていただき、「こんな状況ですよ」、「今、こういうふうに鉄筋を入れていますよ」と確認をさせていただきました。
いくら信用をしていても、任せっきりにするのではなく、こうやって工事を進めていただくと間違いありません。
突然のハプニングがありましたが、とても良い工事をしていただいたと、感謝しています。
ブロック塀の劣化のサインを見逃さずに相談&補修を
ブロック塀の寿命は30年といわれていますが、いろいろな条件で劣化が進むことがあります。
● ブロックの表面が剥がれている。
● ブロックが倒れてきている。
● 錆汁でブロックが汚れている。
● ブロックにヒビが入っている。
自分の家のブロック塀を見てみて、こんな症状があったらぜひゆとりフォームさっぽろへお問い合わせください。