お風呂の排水口の流れが悪い原因は?解消法と予防法を解説
お風呂リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
お風呂を使っていて「排水口の流れが悪い!」と感じたことはありませんか?
排水口の流れが悪いのを放置すると、最悪の場合、流した水があふれ出して部屋を汚してしまうことも。
そこで今回のコラムでは、お風呂の排水口の流れが悪い原因とその解消法を解説します!
予防のために気を付けるべき点もお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
お風呂の排水口の流れが悪い原因は?
お風呂の排水口の流れが悪い原因の多くは、排水口にたまった汚れです。
排水口のヘアキャッチャーに髪の毛がたまっていたり、排水口のぬめりや汚れがたまっていたりすることで、排水口の流れが悪くなってしまいます。
お風呂の排水口の汚れとして多いものは、石けんカスや皮脂汚れ、抜けた髪の毛など。
これらが絡み合ってヘドロ状の蓄積物となり、排水口の流れを悪くしたり詰まらせたりするのです。
また、外れた絆創膏やシャンプーなどの詰め替えパックの切れ端、ヘアピンなどの異物を流してしまい、排水管の奥で詰まっているというケースもあります。
ユニットバスでは、浴槽の排水口と洗い場の排水口がその先の排水管でつながっているので、どちらか片方の排水口や奥の排水管が詰まると、もう片方の排水口の流れも悪くなってしまうことも。
排水口の流れが悪いと浴室がいつまでも濡れていて掃除がしにくくカビが生えたり、排水管が詰まって水があふれ出し、部屋が汚れたりする可能性があります。
お風呂の排水口の流れが悪いときの解消方法と注意点
お風呂の排水口の流れが悪い場合は、排水口の掃除をして汚れやつまりを取り除きましょう!
代表的な対処方法をご紹介します。
排水トラップを分解掃除する
排水口は、常に水をためて下水のにおいが上がってこないようにする「排水トラップ」という構造になっています。
これは排水口カバー、ヘアキャッチャー、封水筒で構成されているので、取り外して排水口内とともに汚れを取り除きましょう。
このとき取り除いた髪の毛やヘドロをそのまま流すと排水管の奥で詰まってしまう恐れがあるので、必ず取り除いてくださいね。
排水管はワイヤーブラシを挿入すると奥まで掃除できます。
重曹とクエン酸で汚れを除去する
排水口に付着しているヘドロやぬめりは重曹とクエン酸を使って掃除ができます。
排水口に重曹100gとその上からクエン酸50gをまんべんなく振りかけ、さらにそこへコップ1杯ほどのお湯をかけます。
泡が出てくるのでそのまま30分~1時間ほど放置し、その後シャワーで洗い流しましょう。
軽い汚れならこすらなくても、きれいに洗い流すことができます。
液体パイプクリーナーで汚れを除去する
ドラッグストアなどで市販されている液体パイプクリーナーも汚れの除去に効果的です。
排水トラップの部品を全て外して掃除をしてから、液体パイプクリーナーを排水口に流し入れましょう。
使用量や放置時間は、商品の説明書をよく読み、メーカーが推奨する使用方法をきちんと守ってください。
長時間置けば置くほど良いというものではありません。
ほかの洗剤と混ざると有害なガスが発生することもあるので注意を。
また、効果を高めるためには、排水口周りを掃除して汚れやゴミなどをできるだけ取り除いた状態で使うのが良いです。
排水口の流れが悪い原因がわからない場合や掃除をしても流れの悪さが解消しない場合、排水管の奥に異物が詰まっている場合などは、無理をせずに専門業者へ相談しましょう。
お風呂も長く使用していると、経年劣化で気になる症状が出てくる部分もあるでしょう。
排水口のつまりや水漏れ、そのほか気になる部分がある場合は早めに専門業者へ相談してみてくださいね。
こちらのコラムでは、経年劣化でよくあるお風呂の水漏れ症状についてまとめていますのであわせてご覧ください。
お風呂の排水口の流れが悪くならないための予防法
お風呂の排水口の流れが悪くなるのを防ぐには、普段からのこまめなお手入れが大切です。
ヘアキャッチャーにたまる髪の毛やゴミは入浴のたびに毎回取り除き、排水トラップのぬめりもこまめに掃除を。
市販の液体パイプクリーナーでのメンテナンスも月1~2回程度行うと良いでしょう。
また、専門業者へ排水口の高圧洗浄を定期的に依頼するのもおすすめです。
マンションでは1~2年に1度、戸建てでは3~5年に一度程度を目安にしてみてください。
排水口に、専用のゴミ取りネットなどを装着しておくと、汚れが付着しにくく掃除もしやすくなります。
まとめ
●お風呂の排水口の流れが悪い原因として多いものは、汚れの蓄積です。
たまった汚れがヘドロ状に蓄積し、流れを悪くしている可能性があります。
間違って流してしまった異物が詰まっているというケースもあります。
●お風呂の排水口の流れが悪い場合は、排水口や排水管を掃除して汚れを取り除きます。
排水トラップの分解清掃やパイプクリーナーを使って汚れの除去をしましょう。
掃除をしても解消しない場合は、専門業者に相談してみてくださいね。
●お風呂の排水口の流れを悪くしないためには、汚れをためない日々の掃除が大切です。
ヘアキャッチャーのゴミは毎日取り除き、ぬめりとりやパイプクリーナーでの掃除も定期的に行いましょう。
数年に一度のスパンで、専門業者に排水口の高圧洗浄を依頼するのもおすすめですよ。
札幌でお風呂リフォームをご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!
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