浴槽の隙間を埋めるためのコーキングの方法をご紹介!
お風呂リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
お風呂の浴槽と壁の間に隙間ができていると、そこから水がしみ込んで下地や建物内部が傷んでしまう可能性があります。
焦らなくても大丈夫! 浴槽の隙間は自分で埋めることもできますよ。
今回のコラムでは、浴槽の隙間を埋めるコーキングの重要性と、そのDIY方法をご紹介します。
材料はホームセンターで購入でき、手順も簡単なのでぜひチャレンジしてみましょう。
DIYではなくリフォームが必要となるケースもお伝えするので、自宅のお風呂を定期的にチェックしてみてくださいね。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
浴槽周りの隙間を埋める「コーキング」の重要性
浴槽のコーキングは、浴槽のお湯や水が建物内部に漏れていかないよう、シリコン剤などで隙間を埋めているものです。
浴槽と壁の間や床と壁の間、壁と天井の間などを埋めて隙間をなくし、水が建物内部に侵入しないようにしています。
コーキングは一度施工したら終わりではなく、お風呂を使用していれば経年劣化します。
湿気のある環境のためカビが生えたり、乾燥や温度変化による収縮から切れ、はがれ、ひび割れが起こったりすることも。
カビが生えると不潔なうえ、さらなる劣化につながりますし、コーキングの劣化がすすむとそこから水が建物内部に入り、下地材や躯体の劣化、腐食により家の耐久性が損なわれてしまうおそれもあります。
浴槽のコーキングは、使用環境にもよりますが5~10年程度で劣化してくるため、普段から汚れやカビ、劣化具合のチェックをしておきましょう。
劣化を遅らせるためには、古歯ブラシなどで汚れを掃除し、カビが気になる場合はカビ取り剤で除去を。
浴室の換気を良くしてカビが生えづらい環境にしておきましょう。
浴槽の隙間を埋める!コーキングのDIY方法と費用を紹介!
浴槽のコーキングはDIYでも補修可能です。
劣化によるひび割れやはがれがひどくなってしまう前に、5~10年ごとくらいにコーキングの補修を検討しましょう。
浴槽コーキングのDIY方法をご紹介します。
[用意するもの]
- ・水周り用コーキング材
- ・コーキングガン(コーキング材を注入するためのカートリッジガン)
- ・プライマー(コーキング材の下地材)
- ・プライマーを塗るためのハケ
- ・マスキングテープ
- ・コーキング材を均すためのヘラ
- ・カッター
コーキング材や必要な道具はホームセンターなどで購入可能です。
2,000円程度でそろうでしょう。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
[手順]
①古いコーキング材を除去する
まずは、現在ついているコーキング材を取り除きます。
カッターで切り込みを入れて手ではがしていきましょう。
残ったシリコンや汚れをきれいに取り除き、水分を拭き取ります。
②マスキングテープで養生する
コーキングを施す幅に合わせ、上下にマスキングテープを貼ります。
コーキングをまっすぐ塗るためのガイドになり、周りにコーキングが付かないよう保護する役割にもなります。
③プライマーを塗る
ハケで下地のプライマーを塗ります。
それぞれのコーキング材専用のプライマーを使用すると接着力がアップするので、よく確認して購入しましょう。
④コーキング材を塗る
コーキングガンにコーキング材をセットし、プライマーの上から塗布していきます。
ムラにならず隙間が埋まるよう、溝の奥までしっかり充てんします。
⑤ヘラで均(なら)す
塗布したコーキング材が均一の厚みになるよう、ヘラで均します。
何度も均すと仕上がりが悪くなるので、一度でさっと均しましょう。
⑥乾燥させる
マスキングテープをはがして、乾燥させます。
換気を良くして6時間以上乾燥させるとしっかり硬化し、完了です。
「DIYが苦手」「自分でやると仕上がりが心配」という方は、プロの業者へ依頼してもOK。
費用は、出張費も含め2~4万円程度が目安です。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
浴槽の隙間でリフォームが必要になるケースも確認
コーキングの劣化が進んで隙間ができ、すでに水漏れをしている場合は、コーキングの補修ではなくリフォームが必要となるケースもあります。
下地や内部に水が侵入して建物が傷んでいる可能性があるため、リフォーム会社に下地の状態を確認してもらうことをおすすめします。
使用期間が長いお風呂なら、同時に浴室リフォームもぜひ検討を。
新しいお風呂にリフォームすることで、快適性がぐっとアップ!
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ゆとりフォームでも浴室リフォームに対応しています。
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お風呂リフォームの内容やそのメリット、リフォーム工事の日数や費用についてはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
狭いお風呂を広くするリフォーム方法をご紹介!費用相場や日数の目安も
また、お風呂によってはもとから浴槽と壁の間に隙間が空いているタイプがあります。
この場合、浴槽と壁の間に入った水は床に落ちて排水に流れていくので、建物内部への水漏れの心配はありません。
逆に、コーキングなどで隙間を埋めてしまうと排水がうまくいかなくなる可能性もあります。
「隙間に物が落ちて困る」といった場合は浴室のリフォームで改善できますので、リフォーム会社に相談してみてくださいね。
まとめ
●浴槽と壁の間、壁と床、壁と天井の間などは、水が内部に侵入しないようコーキングで隙間を埋めています。
コーキングが劣化すると建物内部に水が侵入して、下地材や建物躯体の劣化につながってしまうので注意!
普段から劣化や汚れをチェックし、こまめな清掃や換気で劣化を遅らせましょう。
●浴槽のコーキングはDIYでも補修が可能。
古いコーキングを取り除いた場所にマスキングテープで養生をし、プライマーとコーキング材を塗布します。
マスキングテープをはがして6時間以上乾燥させれば完了。
コーキング材や道具はホームセンターでそろいます。
●浴槽と壁の隙間からすでに水漏れをしているなら、下地や建物内部の状態確認も兼ねてリフォーム会社へ相談を。
もとから浴槽と壁に隙間が空いているタイプのお風呂で隙間を埋めたい場合もリフォームが必要です。
古いお風呂ならリフォームすることで、バスタイムの快適性がアップ! 光熱費の削減につながるケースも多いです。
札幌でお風呂リフォームをご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!
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