浴室・お風呂・ユニットバスのリフォーム費用と内訳について

お風呂リフォーム —

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こんにちは、ゆとりフォームさっぽろです。

1日の疲れをゆっくりと癒すお風呂。でも古いお風呂は寒く、体も冷えてしまいますよね。
そんなお悩みは、リフォームで解決!
新しい「ユニットバス」へとリフォームすれば、お風呂がもっと暖かく快適に、家族にとって癒しの空間へと変わりますよ。

今回は、ユニットバスのリフォームににかかる費用や内訳についてご紹介します。

在来工法のお風呂からユニットバスへのリフォーム

築年30年以上のお家やマンションのお風呂は普通の居間などのような部屋と同じ構造で浴室を作る在来工法という作りのお風呂がほとんどです。

在来工法のお風呂は、構造上、防水性や断熱性が低く水が漏れやすかったり浴室が冷えやすいという特徴があります。

最近のお風呂はユニットバス(システムバス)と呼ばれるお風呂です。
ユニットバスとは、あらかじめ工場で浴槽、天井、壁、床などをそれぞれ製造した既製品のようなバスルームです。

近年では、寒くて滑りやすい昔のお風呂から、新しいユニットバスへ、リフォームをするご家庭が増えてきています。

ユニットバスへのリフォーム費用と内訳について

在来工法からユニットバスへのリフォームの費用は、一般的な費用総額は90万円〜200万円程度です。
浴室の大きさや現時点のお風呂の劣化具合、ユニットバスのグレードで相場が大きく変動します。

リフォーム費用の内訳は、ユニットバス費用=ユニットバス本体の価格+基本工事費用+α」となります。

ユニットバス本体の価格…50万円~100万円以上
基本工事費用…40万円〜100万円程度
+αで発生する費用…床や柱の補修工事・給湯器の交換 ・シャワーヘッドの交換   など

ユニットバスへのリフォーム費用の内訳事例

「在来工法からユニットバスへ」の交換する際の費用内訳例をいくつかご紹介します。

〈シンプルなユニットバスへ交換の場合〉
リフォーム費用総額…90万円〜150万円

在来工法は構造上水漏れしやすいため、水漏れによる床や柱の腐食が見られる場合は補修費などの+αの費用が発生します。

(例)
■ユニットバス本体価格(一般的な材質のお風呂)…約50万円
■基本工事費用 …約40万円
■+α費用(床や柱の補修工事)…約10万円
リフォーム費用総額        約100万円

 

〈材質のにこだわったユニットバスへの交換+αの場合〉
リフォーム費用総額…120万円〜200万円

ユニットバス本体に加え、シャワーヘッドの交換や給湯器の交換などもあわせてリフォームする場合には+αの費用が発生します。

(例)
■ユニットバス本体価格(水捌けのよい材質等)…約90万円
■基本工事費用 …約50万円
■+α費用(給湯器交換+シャワーヘッド交換)…約20万円
リフォーム費用総額         約160万円

お風呂をもっと心地よく!おすすめのお風呂リフォーム

お風呂のリフォームで可能な限り取り入れたいのが安全性を配慮したリフォームです。

在来工法のお風呂は滑りやすいだけじゃなく、特にお年寄りの場合は、浴室が寒いと、入浴時の急激な温度差により失神・心筋梗塞・脳梗塞などが起こってしまうヒートショックなどの不安もあります。
将来のために前もってバリアフリー機能をつけたり、ヒートショックの予防に暖房浴室用乾燥機などを設置したりするのがおすすめです。

〈バリアフリー機能〉
ご高齢の方がいる場合や将来の生活を考えた場合にぜひ取り入れたリフォームです。
一般的なバリアフリーである段差解消で約1万円〜25万円、手すりの取り付けで2万円〜10万円、滑りにくい床への変更は6万円〜20万円程度が追加費用の目安です。

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〈浴室暖房乾燥機〉
「ヒートショック」は、特に寒い季節に起きやすいです。
そこで浴室暖房乾燥機を設置し、入浴前に寒い浴室暖めておくことでヒートショックを防ぐことができます。本体価格と設置費用で15万円前後が追加費用の目安です。
乾燥機としても使えるのでおすすめです。

ユニットバスにリフォームする3つのメリット

在来工法からユニットバスにリフォームすると次の3つのメリットがあります。

1.防水性が高い
素材自体の防水性が高く、床と壁のつなぎ目部分を一体型として作るため水漏れの心配がない。
特にマンションでは、防水性が1番重要になるためユニットバスが圧倒的に多い。

2.断熱性が高い
隙間がほとんどない上、壁とユニットの隙間に空気の層ができるため冬でも暖かい。
ユニットバス自体が断熱構造になっているものもある。

3.手入れが簡単
壁・床などの素材は在来工法で多いタイルと違い、速乾性のある素材を用いるのでカビが生えにくく、掃除が楽。
水捌けがよく速乾性に特化した製品が多い。

マンションのお風呂リフォーム時の注意点

お風呂リフォームを検討している方の中には、マンション住まいの方もいらっしゃると思います。(賃貸マンションのリフォームは家主への確認が必要です)

マンションのお風呂リフォームをする際は次のような点に注意しましょう。
・上下水道工事は、マンションの共有資産である「共有スペース」部分の工事が難しいため、事前にしっかりとリフォーム業者に確認してもらう。
・マンションの管理規約や使用細則によってリフォームできる内容が制限されるので、リフォーム前にマンションの管理組合に必ず確認をとる。
 

まとめ

一般的なお風呂の寿命は15年程度です。長い年月が経てば家族の構成や、必要だと思うお風呂の設備なども変わってきます。
バリアフリー化や安全性を考え、家族と将来の生活をしっかりと視野に入れたお風呂リフォームが大切です。

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