浴室リフォームの失敗例から学ぶリフォームの注意点について
お風呂リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
浴室のリフォームを検討中の方の中には、お風呂は毎日使うものですし、金額もそれなりにすることから、なかなかリフォームに踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
リフレッシュする場所だからこそ、リフォーム後はストレスなく快適に使いたいですよね。
今回は、浴室リフォームの失敗例とその対策についてご紹介します!
浴室リフォームの主な失敗はこんなこと。
浴室リフォームでは「こんなはずじゃなかったのに!」という失敗が多いです。
よくある失敗としては以下のようなものがあります。
・イメージが違う
・使いにくい
・危険
・カビが生えるなどメンテナンスがしにくい
・追加工事の発生
失敗の原因は、リフォームの目的が明確でないことや、生活に合わせたリフォームをしていないことなどがあります。
過去記事「お風呂リフォームでの注意点を知っておこう」では、浴室リフォームをする前に知っておきたい注意点について解説しています。こちらもぜひご覧ください。
具体的な失敗例と、その対策
浴室リフォームにつきまとう数々の失敗例。では、どのようにしたら防げるのでしょうか?失敗例に対する対策についても、詳しく見てきましょう。
【小見出し1】失敗例1:イメージが違う
イメージの違いの具体的な例としては以下のようなものがあります。
・樹脂製の壁材を選んだが、高級感がなく安っぽく感じる
・汚れが目立つ
・色の組み合わせが変
・思っていた色と違う
特に色選びや材質選びでイメージとの違いを痛感される方が多いようです。
ですが、そのイメージはどこで得たものでしょうか?カタログやSNSの画像?それとも、サンプルでしょうか?
カタログの写真や小さいサンプルでは、実物を目にしたときに「想像していたのと違う」と感じることが多々あります。
【対策】
ショールームで実際の浴室を見るのがおすすめ。どうしても難しい場合はサンプルを請求するなどして比べてみるとよいでしょう。
照明の色味や明るさでも雰囲気が変わるので、全体のバランスを見ながらイメージ合わせをされることをおすすめします。
失敗例2:使いにくい
リフォーム後に使いにくいと感じるものには以下のようなものがあります。
・浴槽が小さすぎる、広すぎる
・使わない設備がある
浴槽は、成人男性の場合、幅が狭すぎたり、余計な段差が付いていたりすると、足を伸ばして入浴するのは難しいでしょう。
逆に広すぎる場合、お湯をたくさん使うので、ガスまたは電気代と水道代が高くなるデメリットがあります。
設備については、棚やタオル掛け、浴室乾燥機、ジェットバス、ミスとサウナなどは便利なものですが、棚が多いと掃除が大変ですし、ジェットバスやミスとサウナもメンテナンスが面倒。浴室乾燥機は電気代が結構かかってしまいます。
【対策】
浴槽はショールームで実際に入ってみて体験するのがおすすめです。出入りのしやすさもわかります。節水タイプの浴槽もあり、上の方は広々としていても、底面はすぼまっていて狭く感じることもあるので、見るだけではわからないことも多いです。
設備については、家族のライフスタイルをよく考えてみることが、余計な設備を付けないコツ。掃除は最小限で済ませたいなら棚は無くてもOK、家族が多いなら浴室乾燥機では足りないから付けないという感じで、取捨選択していくとよいでしょう。
失敗例3:危険
浴室リフォームで絶対に避けたい危険な失敗例は以下のようなものがあります。
・床が硬くて危険、滑りやすい
・ドアの開き方が悪く閉じ込められる可能性がある
・面積を広くしたり窓を大きくしたりしたことで寒過ぎる浴室になった
タイル材、天然石材の床材は、硬くて滑りやすいです。
浴室ドアで開き戸を浴室側に開くように設置してしまうと、浴室内で倒れるなどした場合、外から開けられなくなってしまいます。
寒過ぎる浴室はヒートショックの危険性大。
【対策】
床材は納得の上であればタイル材や天然石材もいいですが、転倒防止など目的がある場合は、クッション性の高い樹脂製の床材がおすすめです。
ドアの向きについては事前にしっかり確認して工事に進めば大丈夫!どうしてもその向きでないと開かないときは、引き戸や折れ戸で対応できないか検討しましょう。
介護のための面積拡大であれば広さは譲れません。窓の大きさ調整や浴室乾燥機の設置、ヒンヤリしない床を採用するなどして、暖かさをキープできる浴室作りを目指しましょう。
失敗例4:カビが生えるなどメンテナンスしにくい
材質を替えたことで、カビやすくなった、汚れが目立ちやすくなったという失敗があります。
・タイルの目地にカビが発生しやすく、目立ちやすい
・木製の壁は乾燥しづらいのでメンテナンスに気を使う
・黒っぽい色の素材は白い汚れが目立つ
材質そのもので汚れが付きやすくなってしまった例と、色味によって汚れが目立ちやすいと感じる例が多いです。
【対策】
選ぶ材質について、メリット・デメリットをきちんと把握しておくことが大切です。
黒っぽい色の素材はたしかに白い石鹸カス汚れやカルキ汚れが目立ちやすいです。
掃除の手間を考えるのであれば白っぽい色味のものを選ぶとよいです。ただ、逆に汚れが目立つことで掃除がしやすいという考え方もあります。
水はけを良くしたり、汚れを付きにくくしたり加工しているものを選ぶのも手です。
メンテナンスのしやすさやイメージなど、自分の優先順位が高いものを基準に選べるといいですね。
失敗例5:追加工事の発生
追加工事の発生の具体的な内容には以下のようなものがあります。
・配管工事ミス
・腐食による追加工事
・隣接する部屋の工事
リフォーム後に排水がうまくいかないなどのミスや、水漏れなどによる腐食が起きていて、補強のために追加の工事が必要になることがあり、予算オーバーや工事の長期化につながります。
【対策】
工事のミスは起こり得ることです。きちんとした実績のある業者を選ぶことはもちろんですが、保証やアフターケアなど対応について事前にきちんと聞いておきましょう。
また、水漏れによる腐食などは工事を始めてからしかわかりません。考えられるトラブルにはどんなものがあるか、その場合どのような対応になるかなど、事前にしっかり確認しておき、追加でかかる費用についても聞いておくと安心です。
まとめ
・浴室リフォームの失敗は意外と多いもの。イメージの違いや使いにくいなど、リフォームの目的が定まっていないことが原因です。
・失敗例の原因は、確認不足や思い込みが元になっていることが多いです!ショールームで現物を見たり、リフォームのメリット・デメリットを把握し、イメージや目的とのすり合わせをしていくことで失敗は防ぐことができます。
・工事の失敗やミスは残念ながらゼロとは言えません。考えられるトラブルについて確認しておき、保証やアフターフォローについてきちんと説明、対応してくれる業者選びが大切です。
札幌に根差した地域密着型リフォーム会社・ゆとりフォームさっぽろでは、数々のお風呂リフォームを手がけております。「これはちょっと難しいかも」といった事例も、まずはご相談ください!