押入れをクローゼットにリフォーム!費用やポイントは?

リフォーム豆知識ブログ —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

ご自宅の押入れは、本来の目的である「収納」として使えていますか?
「ただの物置になってて…」という方も多いのではないでしょうか。

その理由として、考えられるのは、押入れのサイズが少し大きめという点。

一般的な押入れのサイズは組み布団を3つに畳んで収納することを考えて、奥行きが80〜85cm以上に設計されているため、洋服などを収納すると奥にしまったものが取り出しにくくなってしまうのです。

そこで、最近はたくさんの方が押入れをクローゼットにリフォームして有効活用しているんです。

今回は押入れをクローゼットにするリフォームの種類や費用についてご紹介して、ご自宅のスペースを無駄なく無理なく活用してもらうための参考にしていただければと思います。

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

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押入れは、どんなクローゼットにリフォームできる?

そもそも押入れをクローゼットにすること自体、簡単にできるのでしょうか?

今ある押入れをどこまで残しつつ使っていくか次第で、施工が半日で終わるものから2〜3日かけて行うものまで変わってきます。

今回は標準的なクローゼットリフォーム」「大規模なウォークインクローゼットへのリフォーム」の2種類に分けました。

またクローゼットの扉にもいくつか種類がありますので、そちらも最後にご紹介いたします。

 

標準的なリフォームでは主に4つの箇所をリフォームする

クローゼットにはどんなものを収納しますか?

ご自宅のインテリアや雰囲気と合わせながら、下記の4つをご覧ください。

 

  1. 中段の撤去・処分

クローゼットリフォームのもっとも大事な施工のひとつ。

押入れの上段と下段の間仕切りがちょうど真ん中にあることで、洋服をかけたり衣装ケースをしまうのがしっくりこないとよく聞きます。

この中段をあまり技術のない人が撤去しようとした場合、壁や床を傷める可能性があります。

専門の業者さんにお願いして綺麗さっぱりと取り外してもらい、スペースを丸々自由に使えるようにしてもらいましょう。

 

  1. ハンガーパイプの取付

もうひとつ大事な施工として、洋服をかけて保管しておくのに必須なハンガーパイプ。

手に届くちょうど良い高さに取り付けてもらいます。

 

  1. 押入れの襖(ふすま)の撤去・枠や扉の取付

洋風のお部屋なら、中段の撤去と一緒に襖を扉にする施工も必須といっていいでしょう。

襖の和のテイストが他と相性が悪いのももちろんですが、襖のような引き戸は後述の通り「開口部が狭く見づらい」という声が多く寄せられています。

こちらは、扉に合わせた枠の取付も行います。

 

  1. 棚や引き出しの取付

何も仕切りのないスッキリしたスペースにカラーボックスなどを並べていくのも良いですが、棚やそのクローゼットに合わせた引き出しを作ってもらうとより便利です!

例えばハンガーポールの上に棚を作ってもらうことで、無駄なくスペースを利用することができます。

せっかくリフォームするのならここまでやってしまおう、と思われる方は、意外と多いです。

オーダーメイドの棚設計を、業者さんと打ち合わせしましょう。

 

 

ウォークインクローゼットは女性の憧れ

ウォークインクローゼットとは、部屋のように中を歩ける、広いクローゼットのこと。

ファッションデザイナーやモデルのような気分で綺麗に整理された洋服の中から「今日は何を着ようかな〜」と考えるのは、女性にとって憧れだったりしますよね。

標準的なクローゼットの面積が半畳〜1畳なのに比べ、ウォークインクローゼットは3畳近くあるのが一般的です。

そこで押入れだけでなく隣接する和室やお部屋の一部も含めた大掛かりなリフォームとなりますが、「和室をまるまる使っていないから、衣装部屋を作ろう」と検討する方は沢山いらっしゃいます。
ウォークインクローゼットの利点は部屋に全ての洋服をまとめられるので、整理整頓が楽チンなところです。衣替えの時に洋服が見つからずあちこちのタンスや衣装ケースから引っ張り出した、なんてことはありませんか?

ウォークインクローゼットなら夏服も冬服も全て手の届く範囲に。
積み上げたり乱雑な収納もしなくなるので、カビ対策にもなりますね。

スーツケースなどしょっちゅう使うわけではない大きい物を収納できるところも便利です。
欠点としては歩ける道を作るので、その分収納できる面積が減ってしまうところです。

 

クローゼットにリフォームした際の「扉」は??

襖(ふすま)を新しくした場合、クローゼットの扉はおおよそ3種類から選びます。

 

  1. 折れ戸

ポピュラーなクローゼットの扉。開口部が広くとれ、物を取り出しやすいのが一番のメリット。
開けると扉が前に出るので扉の周りに物を置けないところはご注意ください。

また扉を開けるのに少し力が必要なため、ご高齢の方は一度開け具合を試してみた方が良いでしょう。

小さなお子様が居るご家庭は指を挟まないように見ていてくださいね。

 

  1. 引き戸

襖と同じ開け方の引き戸は扉が出ることなく開け閉めできるので、お部屋のインテリアや物の置き場所に気を使わなくて良い点がオススメ。
そのためベッドの配置を気にしなくて済む寝室にはピッタリです。

ただし襖(ふすま)と同様、開口部は半分ですので視認性は低くなります。

 

  1. 開き戸

折れ戸と同じように開口部が広くとれますが、それ以上に扉が出るため、あまり多く使われることはありません。
折れ戸で済むなら折れ戸をオススメされることが多いでしょう。。

 

 

押入れをクローゼットにリフォームする費用

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気になるリフォーム費用ですが、ご自宅の押入れのサイズにより違うのはもちろん、床や壁の強度によっても変わります。

例えばハンガーパイプの取付は、壁や床の状態によっては補強する工事も必要です。

それも踏まえて、上記で紹介した各リフォーム項目の費用の相場は以下の通りです。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

  1. 中段の撤去・処分 約3~5万円
  2. ハンガーパイプの取付 約1~2万円
  3. 押入れの襖(ふすま)の撤去・枠や扉の取付 約4~6万円
  4. 棚や引き出しの取付 約5万円〜

【追加】5. 壁・床の補強 約1~2万円

1~2までを行うシンプルなリフォームなら、総額は約3~6万円
1~4の標準的なリフォームの場合は、総額約11~20万円
ウォークインクローゼットへのリフォームは、総額約20~50万円

 

 

押入れからクローゼットにする際のポイント

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費用以外に押入れからクローゼットにする際の気をつけておくべきポイントをご紹介します。

 

床や壁の強度を確認

既存の押入れの床や壁のコンディションによって追加工事がかかる場合があります。

特に床材は古いご自宅にはベニヤの場合もありますので合板への変更が必要です。

 

湿気対策

押入れもクローゼットも湿気が天敵です。

お気に入りの洋服がカビないための対策が少しでも楽になるようなリフォームを合わせてやると、非常に便利です。

オーソドックスな対策としては、調湿性の高い壁クロスを貼ること。

「吸放湿性壁紙」や「珪藻土(けいそうど)壁紙」と呼ばれる湿気を吸い取る機能を持つ壁紙を使えば、ずいぶんと違いますよ。価格は1×2mでおおよそ2万円前後です。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

更に機能性の高いものとしては「リクシル」から販売されている「エコカラット」と呼ばれる壁紙。

湿気が多い時は吸い、少ない時は吐いて適度の湿度を保とうとする優れものな上、その吸湿効果はなんと珪藻土壁紙の4~5倍にもわたります!

DIY感覚でできるものとしては、床にスノコを敷いて風の通り道を作るだけでも違いますよ。

 

見積もり依頼は複数社に

クローゼットリフォームは、パッケージ形式での価格ではないので、相場が掴みにくいです。

中間マージンや利益などを大きく上乗せのしてお見積もりを出すところもありますので、複数の業者さんから見積もりを取ることが懸命です。

また業者さんが下見に来られた際には、必ずリフォームの用途や予算の上限を伝えましょう。

クローゼットリフォームは追加追加でキリなく施工できてしまいますので、不要な工事を控えるためにも目的や限度を考えることを忘れずに。

 

まとめ

最低限のシンプルなリフォーム 約3~6万円
標準的なリフォーム 約11~20万円
ウォークインクローゼット 約20~50万円
補強工事や湿気対策を行えばプラス5~10万円程度 

用途と予算を考えたプランニングで過度にならない施工を!

今回のクローゼットリフォームもたくさんの人の意見を聞きながら進めていきましょう。

札幌地域で押入れをクローゼットにリフォームすると言えば、実績豊富なゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談ください。

あなたのご自宅にベストな商品と価格をご提案いたします。

 

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