結露と断熱の密接な関係とは?結露が起こる原因と対策

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こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

冬の季節になると悩まされるのが結露
結露が原因で、カビが発生すると家の木材が傷んでしまいます。

その結露を防ぐ、家の断熱構造。

今回は結露が発生するメカニズムと、断熱との関係についてご説明します。

 

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結露が発生する原因は?結露の仕組みを知ろう!

結露とは、空気に含まれている水蒸気が急に冷やされて水滴がつく現象です。
熱い夏に冷たいビールをグラスに注ぐと外側に水滴がつくのは、よく目にされるかと思います。

結露は、まさにその現象と一緒です。

 

では、急激に冷やされると水滴が発生するのは何故でしょうか。

空気には「飽和(ほうわ)水蒸気量」と言って、温度によって水蒸気を保持出来る量が決まっています。

高い温度ほど保持できる水蒸気量が多いので、急に低い温度に変わって維持できなくなった水蒸気は水滴へと変化「過飽和状態」となり、結露が発生します。

 

また、結露は、湿度も関係しています。
例えば寒い冬、室温が25℃で湿度40%、外気温は-5℃だとします。

25℃の飽和水蒸気量は、1㎥あたり23.0gで、-5℃だと3.24gになります。
仮に窓ガラスの温度が外気温と同じだとした場合、温かい部屋の空気が窓ガラスに触れると、「23.0g×40%-3.24g」という計算で5.96g/㎥の水滴が発生するのです。

 

計算してみると、部屋が水滴が発生しやすい環境なのかどうか、知ることができます。

 

 

結露と断熱の関係。昔と今の、家の違い

外気温との差によって発生する結露。
一方で、室内温度を快適に保つための断熱。
この結露と断熱は、現代の快適な住環境によって生まれたジレンマでもあります。

 

昔の家は、風通しの良い家

実は、昔の日本家屋は、暑さをしのぐ為に夏を意識した風通しの良い作りになっていて、結露が発生しにくい構造となっていました。

その代わりに冬は家の中がとても寒かったので、囲炉裏や火鉢などで暖を取る工夫がなされていました。

つまり家の構造としては、結露と断熱とは無縁だったのです。

風通しの良い結露が発生しづらい構造のおかげで、結果的に木材が傷みにくく、昔の家は長持ちしていました。
築100年以上の古民家が今でも残っているのを考えると納得ですよね。

 

 

現代の家は、断熱を重視した家

現代の家は、断熱性が高まり、空調設備が整ったのもあって年中快適に過ごせるようになりました。

ただ、断熱効果が高まると、外と家の中の温度差が大きくなり、昔の家よりも結露が発生しやすく、気密性も重要となってくるという悩ましい問題を抱える環境にもなりました。

結露の中でも、窓ガラスや壁など室内に水滴がつく結露を「表面結露」と言いますが、より注意すべき結露は、断熱材のある壁の中で発生する「内面結露」です。

壁の中に発生する結露は目に見えない間に進行するので、対策が遅れやすいうえに、家の要である木材を痛めて、耐久性に最も影響を与えやすい現象です。

 

 

効果的な結露対策は、断熱+防湿!

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注意すべきと言われている、家の「内面結露」を防ぐのもまた、断熱です。
断熱と言ってもさまざまな工法がありますが、内面の結露対策に効果的な断熱は、防湿も意識すること。

単に断熱材を詰めただけでは、室内と外気温の温度差を発生させるだけではなく、湿気を防ぐことが出来ていない為、木材や断熱材に湿気が入り、カビなどが発生しやすく家が傷む原因になります。

 

最近の工法では、外壁と断熱材の間に通気層を設け換気をよくし、断熱材と室内壁の間には防湿フィルムを張り詰めて湿気も入り込ませないという対策が採用されていたりします。

湿気侵入を防ぐ方法としては、防湿フィルム以外にも、「機能性壁材」と呼ばれる壁自体が調湿機能を発揮するLIXILの「エコカラット」という壁材も開発されています。

このエコラカットについては、過去のブログ記事エコカラットの効果で結露対策!快適ライフを叶えましょうを是非ご覧ください。

 

また、結露や断熱リフォームについては、ゆとりフォームの断熱リフォームページや、過去のブログ記事、暮らしにくさの原因は?断熱リフォームで快適ライフ!でも紹介しています。こちらのページもご覧になってみてください。

 

 

まとめ

家を長持ちさせるために、結露対策は欠かせません。

そんな結露に効果的な対策方法の1つが断熱。

結露にお悩みのご家庭は、大切な我が家をいつまでも快適に過ごせるようにするために、一度、リフォーム業者に相談してみましょう。

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