畳をフローリングにリフォーム!費用や注意点は?

リフォーム豆知識ブログ —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

最近、ライフスタイルの変化とともに、和室を洋室にリフォームする方が増えています。

でも床を畳からフローリングにリフォームするとなると、どんな費用がかかってくるのか、何に注意をすると良いのか気になりますよね。

畳からフローリングに変わる前に注意すべきことを知っておくと、リフォーム時に対処できることもあります。

そこで今回は、畳からフローリングにリフォームする際にかかる費用や、リフォーム時の注意点など、失敗しないためのコツをご紹介します。

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

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畳をフローリングに!かかる費用は?

畳をフローリングにリフォームする作業は、床板の調整から、底上げするための下地となる木材張りなど、作業工程は複雑です。

そのため、使う材料や床面積の広さによって価格も様々。
また工事費以外にも運搬費や処分料などもかかってきます。

6畳をフローリングにする事例ですと、特に補修も少なく安い材料で済んだ場合、費用の相場はおよそ15万円前後です。

施工時間は、ほぼ1日で終わります。
ただし、畳からフローリングに変えただけでは床部分だけが洋室っぽくなり、全体が不自然に見えるため、後から他の部分も追加工事を依頼する方がいらっしゃいます。

この場合、例えば、押入れをクローゼットにするのであれば、費用はおよそ20~30万円。

さらに和室から洋室へ全体的に変える場合は、改修工事の内容や施工時間も長くなるので、およそ100万円前後の費用は見ておきましょう。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

 

畳をフローリングにする際の注意点

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畳をフローリングにする際に、注意すべきことが主に3つあります。

デザインばかりに気が取られて失敗しないためにも、気をつけるべき部分を予めおさえておくことが大事です。

 

防音に注意する

畳に比べ、圧倒的に音や振動が周囲に響いてしまうフローリング。

マンションのような集合住宅には、防音における管理規約が定められています。

特にマンションにお住まいの場合は、遮音性効果の高いフローリング材を選ぶか、防音対策工事を行いましょう。

その基準として、上の階から下の階に伝わる音の遮断性能を表す「遮音等級」があります。

L(エル)等級の数値で表され、数字が小さいほど遮音性能が良いと見ます。

一般的な遮音等級は、LL40~45と覚えておくと良いです。

 

フローリングのデメリットに注意

フローリングは湿気に弱いため、窓に結露ができてしまったり、床に張ったフローリング部分が緩くなったりすることもあります。

できるだけ、調湿作用の効果が高いフローリング材を選び、換気は頻繁に行うようにしましょう。
また、冬場のフローリングは冷たくなるので、全体的に室内の温度も低くなってしまいます。

そのため寒冷地の場合は特に、床下に断熱材を入れるなど、寒さ対策が必要です。

過去ブログ「断熱リフォームの費用の目安と結露対策について!」では、断熱材の費用の目安や結露対策についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

 

リフォーム専門の工事会社に任せましょう

最近ではDIYがブーム。
「自分でもできるのではないか」と考えている人も多いのではないでしょうか。

前述にあるように、畳からフローリングに変える作業は複雑で、サイズをきちんと計ったつもりでも、素人ならではのズレが生じ、隙間ができる場合があります。

畳からフローリングにリフォームする際は、信頼できる専門の工事会社に頼みましょう。

 

 

費用をおさえるポイントは?

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費用をおさえるポイントは、3つあります。

 

フローリングの選び方

フローリングには大きく分けて2種類があり、無垢フローリングと複合フローリングがあります。

 

・無垢フローリング
無垢フローリングは「天然の木材」を使用しているため、比較的金額が高いものが多いです。
メリットは、調湿作用の効果が高いことです。

 

・複合フローリング
複合フローリングとは、「加工された合板」のこと。
比較的金額が安く、色も豊富にあり遮音性対応のものなども選ぶことができます。

「フローリングを天然の木材にしたい」などのこだわりがない場合は、「複合フローリング」をご検討してみてはいかがでしょうか?

 

床部分のみを変更

次に、床部分のみを変えて「和洋室」にすることです。

ご予算に合わせて、お部屋全体の雰囲気に合ったフローリングを選ぶことができます。

シンプルなデザインだと、そこまで不自然になることもなくお部屋の雰囲気が変わるのでおすすめです。

 

襖をリフォームするなら「引き戸」に!

また襖(ふすま)をドアに変えたい場合は、リフォームの手間が少なくて済む「引き戸」にするのも費用をおさえるポイントです。

 

 

畳からフローリングに変えるだけで印象ががらりと変わります!

6畳をフローリングにする場合、費用の相場は最安でもおよそ15万円前後。

畳以外にも押入れをクローゼットに変えるなど、施工部分が増えればもちろん価格が高くなります。

畳からフローリングへのリフォームは作業工程も複雑な上、防音や湿気、冬場の寒気対策に注意が必要です。信頼できる専門の工事会社に任せましょう。

また、費用をおさえたい場合は複合フローリングがおすすめ。
他にも床のみを変えて「和洋室」にしたり、襖を活かして「引き戸」にしたりすると比較的安く済みます。

床が変わるだけでガラッと変わるお部屋の雰囲気。
畳からフローリングに変えて、気分転換してみませんか?

畳からフローリングにリフォームをご検討の際には、札幌地域で改装リフォーム実績豊富なゆとりフォームさっぽろへ、お気軽にご相談ください。

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