玄関の段差を解消!リフォームするメリット

リフォーム豆知識ブログ —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

玄関の段差は、後からリフォームで解決できるとご存知ですか?
歳を重ねるうちに、足腰が弱くなり、場合によっては車椅子の生活にもなり兼ねません。

そうなると、玄関の段差は特に、後から生じる悩みの1つでもあります。

「玄関の段差をなくすには、どんなリフォームが良い?」

「種類やメリットは?」

 

今回は、玄関の段差の悩みを解消する「リフォーム方法やメリット」についてご紹介します。

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

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玄関の段差をスロープへリフォームするメリットは?

段差を解消する手段としてよく利用されているのがスロープ

スロープとは、段差をなくすために緩やかな斜面にすることですが、スロープは後からでも設置できます。

例えば、玄関ドア入口に段差がある場合、コンクリートなどで傾斜を施工したり、直接1枚板式の「可動式(携帯式)スロープ」を設置したりする方法などがあります。

 

また、室内の段差解消には簡易スロープがおすすめ。

部屋のあらゆる段差やトイレ前の段差など、ちょっとした段差に合わせて、木製やゴム製のスロープ化したものを取り付けたい場所に置くだけです。

そんな「スロープ」は、次のようなメリットがあります。

 

ケガ防止

スロープにする一番のメリットは何といっても、段差によるケガのリスクが少ないこと。

緩やかな斜面があれば、段差につまずく心配も無く、小さなお子様にも安心です。

ケガ防止の対策には、さらにスロープの横に手すりを設けると良いでしょう。

 

多様なニーズに対応

車椅子だけでなく、キャスターが付いたベビーカーやスーツケース、買い物カートと幅広い用途に便利なスロープ。

お出かけ時の玄関出入りが楽に行えます。

 

デザインによっては高級感漂う空間に

スロープがあるだけで、玄関周りが豪華な雰囲気に包まれます。

斜面が緩やかであるほど、玄関周りが広く、ゆとりある空間に見えることでしょう。

 

 

スロープにする場合の注意点

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スロープのリフォーム後に、傾斜の角度が悪かった、または予定より幅が狭かった、といっても簡単にやり直すことはできません。

スロープにリフォームする際は、失敗しないためにも、用途に合わせた幅や傾斜の角度に気をつけましょう。

手すりと玄関ドアの開閉間隔も含め、十分な余裕をもって取り付けるのがポイントです。
特に車椅子用のバリアフリーであれば、車椅子が余裕で通れる広さと、力を入れ過ぎず進める程度の傾斜角度に気を使わなければいけません。

傾斜の参考ですが、車椅子を自力で上がるための傾斜角度は5度が良いとされており、そのためには段差の約12倍の長さのスロープが必要となります。

つまり、玄関ポーチに20㎝の段差がある場合は、長さ約2.4メートルのスロープが理想です。

 

また雨の日は滑りやすくなるので、できるだけタイル素材は避けましょう。

スロープは、水に強く滑りにくい「コンクリート素材」がバリアフリーに適しています。

 

 

玄関の段差をなくすリフォームはいくらかかる?

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玄関の段差をなくすリフォームの費用は、歩行や車椅子といった用途によって様々です。

歩行用ですと、幅およそ1メートルで費用は約5万円~20万円が目安ですが、手すりを設置する場合は約30万円前後。

車椅子用でしたら、手すりの費用も含めると約50~100万円と見ておきましょう。

 

また、車椅子生活にとって一番快適なものに「リフトタイプ」の段差解消機がありますが、商品のみ設置費別で約40万円以上するので高額といったデメリットも。

ただし介護を必要とする方には、バリアフリーのリフォームで「介護保険」が適用されるといったケースもあります。

自治体によってはバリアフリー用の補助金制度を設けているところもあるので、費用については自治体などに相談をしてみると良いかもしれません。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

玄関の段差解消リフォームで、長く快適で安心な暮らし

玄関の段差を解消する方法は、新築後にリフォームしたり簡易的にスロープを設置したりと様々です。

玄関周りをスロープにするのは、車椅子だけでなくキャスターが付いたベビーカーやスーツケースなどにも便利。

スロープにリフォームする際は、用途に合わせたサイズに注意し、できるだけコンクリート素材のものを選びましょう。

玄関の段差をなくすリフォームの費用は、歩行や車椅子など用途によって差があります。

ただし、介護を必要とする方のリフォームであれば、保険や補助金といった制度の対象になることもあるので、自治体などに相談することをおすすめします。

 

この機会にぜひ玄関の段差を解消する介護リフォームをご検討してみませんか?

介護のリフォームをご検討の際には、札幌地域で介護リフォーム実績豊富なゆとりフォームさっぽろへ、お気軽にご相談ください。

 

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