給湯器がガス臭い原因は?対処法やガス臭い以外の異臭もチェック!
給湯器リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
給湯器を使っているときになんだかガス臭い…。
ガス漏れや不具合などが起こっていると、引火して火災の原因になったり、吸い込んで体調不良の原因になったりするため、とても危険です!
また、ガスのにおいだけでなく、別の異臭がしている場合も原因がわからないと心配ですよね。
そこで今回は、給湯器がガス臭い場合の原因と対処法を解説します。
給湯器を安全に使用するためにも、ぜひ知っておいてくださいね!
給湯器がガス臭いときの原因は?
給湯器がガス臭い場合、主な原因として以下の3つが考えられます。
【1】ガス漏れ
配管や給湯器の内部、接続部品の劣化・不具合・破損などで、ガスが漏れている可能性があります。
ガス漏れは、ガスが引火して火事を起こしたり、ガスを吸い込んで中毒症状を引き起こしてしまったりする危険があります。
【2】不完全燃焼
給湯器でのガスが不完全燃焼を起こしているとガス臭くなる可能性があります。
不完全燃焼が起こる原因としては、給湯器の劣化や不具合、給湯器内部の水漏れなど、給湯器本体に問題があるケースと、ゴミや荷物などで給気口や排気口の空気の流れが遮られているなど、給湯器以外に問題があるケースが考えられます。
不完全燃焼では人体に有毒な一酸化炭素が発生する可能性もあり、大変危険です。
【3】プロパンガスの残量不足
プロパンガスは、建物ごとにガスボンベでガスを供給する仕組み。
ガスボンベ内のガス量が少なくなると、ガスボンベの底にたまったにおいの素がガスと一緒に出てくるため、いつもよりガス臭いにおいを感じやすくなります。
給湯器がガス臭いときの確認・対処法を原因別にチェック!
給湯器がガス臭いと思ったら、原因を確認してすみやかに対処することが大切です!
でもその前に、まずはすぐに全ての火を消してガス栓を閉め、窓を開けて換気をしましょう。
2カ所以上の窓を開けると、空気の流れができて効果的に換気ができます。
このとき、換気扇は絶対に回さないでください!
ガス漏れが原因の場合、電化製品のスイッチを入れたときに火花が出て、火災が起こる可能性があるからです。
ガス臭い原因の確認や対処が終了するまで、火器や電化製品の使用は中止しておきましょう。
ガス漏れの確認・対処法
配管や給湯器からガス漏れしているのかを確認するには、給湯器やその周辺をよく観察しましょう。
ガス臭いにおいはどこからしているのか、給湯器の点火時に異音がしていないか。
給湯器にサビや傷がないか、給湯器の下部に水漏れの跡などがないかもチェックしてみましょう。
また、ガス漏れであれば、ガス漏れ警報器やガスメーターの自動遮断などが作動する可能性もあります。
ガス漏れの有無や箇所については、最終的にはガス会社の判断となるため、できる範囲で上記をチェックしたあとはガス会社へ連絡しましょう。
不完全燃焼の確認・対処法
給湯器の不完全燃焼が原因かどうかは、以下のような点をチェックしてみてください。
- ・点火時に異音がする(ボッという爆発音)
- ・燃焼時の炎の色が赤やオレンジ(正常時は青)
- ・炎がついたり消えたりする
- ・排気口周辺にすすが付着している
- ・排気口や給気口が詰まっている
- ・排気口や給気口がふさがっている
排気口や給気口にゴミやすすが詰まっている、周辺に荷物などを置いて空気の流れが遮られている場合は、掃除や整理をしてみてください。
それでも不完全燃焼の疑いが改善されない場合は、給湯器の使用を中止してガス会社へ点検を依頼しましょう。
プロパンガスの残量不足の確認・対処法
プロパンガスのボンベ内の残量を自分で確認する方法は、残念ながらありません。
もしガスの残量が少なくなってにおいを強く感じたとしても、大きな危険はありませんので心配はいりません。
プロパンガスを使い切って残量が0になってしまうこともほとんどありませんが、気になる方はガス会社へ連絡して点検してもらうようにしましょう。
給湯器がガス臭い原因を自分で確実にチェックするのは難しいです。
できる範囲のチェックをしたあとは、早めにガス会社へ連絡を!
給湯器のカバーを外して内部を見たり、分解したりはしないでくださいね。
ガス給湯器の標準使用期間は10年程度となっていることが多いです。
使用期間が10年を超えている給湯器の場合、機器の経年劣化によるガス漏れや不完全燃焼が起こる可能性もあるので、早めの交換を検討しましょう。
「給湯器が故障する原因は?症状別の原因と対処法、普段からの対策も」もあわせてご覧ください!
給湯器がガス臭い以外の異臭がする原因は?
給湯器の使用中に、ガスのにおい以外の異臭がする場合もあります。
ガス臭い以外の異臭の場合、それぞれどんな原因があってどんな対処をするべきかご紹介します。
生臭いにおい
給湯器内部の水が腐敗している可能性があります。
長期間不在で給湯器をずっと使用していなかった場合などに、内部の水が循環せず滞留していると、水が腐りやすいです。
給湯器の水抜き栓から水を抜くことで解消します。
焦げ臭いにおい
不完全燃焼や給湯器の内部で発火している可能性があります。
危険ですので給湯器の使用を中止し、ガス会社へ連絡してください。
酸っぱいにおい
給湯器の外装や内部の金属部品が腐食している可能性があります。
こちらも危険ですので、すぐに使用を中止してガス会社へ連絡しましょう。
ニンニクのようなにおい
ガス漏れや不完全燃焼の可能性があります。
ガスの臭いは、人によっては「ニンニクの腐ったような臭い」と感じる場合があります。
ガス漏れや不完全燃焼を疑い、ガス会社へ連絡しましょう。
まとめ
●給湯器がガス臭い場合、主な原因として考えられるのは①ガス漏れ ②不完全燃焼 ③プロパンガスの残量不足 の3つです。
ガス漏れや不完全燃焼は、火災や一酸化炭素中毒などの危険もあります。
●給湯器がガス臭い場合、まずは火を止め、ガス栓を閉め、窓を開けて換気をしましょう。
そしてにおいはどこからしているのか、給湯器や配管にサビや傷、水漏れの跡がないか、点火時の音や炎の色は正常かなどをチェック。
ガス臭さの原因を自分で確実に確認するのは難しいので、できる限りのチェックをしたあとは早めにガス会社へ連絡しましょう。
●給湯器の使用中にガス臭い以外の異臭がする場合も注意!
生臭いにおいは水抜きをすると解消することもありますが、焦げ臭いにおいや酸っぱいにおい、ニンニクのようなにおいがする場合は、使用を中止してガス会社へ連絡してくださいね。
10年以上使用している給湯器は寿命の可能性もあります。
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