カーポートはいらなかった…の後悔を防ぐ!失敗例と対処法を確認

ガレージ・物置リフォーム —

こんにちは! ゆとりフォームさっぽろです。

 

紫外線や雨雪から愛車を守るカーポート。

しかし、いざ作った後に「カーポートはいらなかったかも……」と感じることもあるようです。

 

高額な費用がかかっていますので、失敗したからといってすぐにつくり直したり取り除いたりするわけにもいきません。

今回は、そんな後悔をしないようカーポートでよくある失敗例をご紹介します。

 

デメリットとその対策を知り、カーポートの必要性や失敗しないためのポイントを考えていきましょう!

駐車する車

 

 

カーポートにはこんな目的がある!つくるメリットとは?

庭に設置した柱の上に屋根を取り付け、愛車を守るカーポート。

まずはカーポートをつくるメリットをご紹介します。

 

車を汚れや傷みから守る

カーポートの屋根があることで、紫外線や風、雨、雪などの影響を防ぐことができます。

紫外線は塗装の劣化や色あせの原因になりますし、雨や雪は車を汚してしまいます。

駐車スペースの上に電線がある場合は鳥のフンが落ちてきやすいので、屋根があることで車を守ることもできるでしょう。

 

雨の日に濡れずに乗り降りできる

カーポートで雨を防ぐことで、雨の日でもあまり濡れずに車への乗り降りができます。

玄関とアプローチにつながるようにカーポートを設置していれば、玄関から車までも濡れずに移動が可能です。

小さな子供がいる家庭や、たくさんの荷物を運ぶときなども濡れずに移動できるのは便利ですね。

 

冬のお出かけがスムーズ

北海道など積雪エリアでは冬に車を出そうとして、車の屋根に積もった雪下ろしが大変だったり、フロントガラスに降りた霜がなかなか溶けなかったりして、出発するのに時間がかかってしまうということは多いです。

カーポートがあれば車に直接雪がたくさん積もることはないので、雪下ろしは不要。

フロントガラスの霜も緩和されるので、冬のお出かけも短時間でスムーズに出発できます。

 

 

カーポートはいらなかった!を防ぐため失敗例やデメリットを参考に

カーポートの施工工事

カーポートをつくるには庭のスペースを大きくとりますし、高い費用がかかります。

つくった後に「こんなはずじゃなかった。やっぱりカーポートはいらなかった……」とならないようにしたいですよね。

 

ありがちな失敗例や後悔、よく聞く不安点ごとに対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

思ったより車が汚れる

カーポートは真上からの紫外線や雨、雪から車を守りますが、横からの風や砂ぼこりは遮断しません。

車庫のイメージでいると「こんなに車が汚れるならいらなかったかも…」と思ってしまうかもしれません。

 

対処法は?

車の周りを囲うサイドパネルのオプションをつければ、横からの雨風、砂ぼこりなどから車をガードすることができます。

目隠し効果もありますよ。

 

ただし強風の影響を受けやすいので、台風が多い地域では慎重に検討しましょう。

 

 

車の乗り降りや歩行のスペースが狭い、柱が邪魔

カーポートを設置すると庭のスペースを圧迫します。

柱が立てられるかどうかで設置場所が限定されることもあり、庭の広さや設置場所によっては車の乗り降りスペースや歩くスペースが狭くなり、不便になってしまう可能性も。

 

前面道路と駐車スペース、柱の位置関係によっては、駐車するために何度も切り返しが必要になってしまうケースもあるでしょう。

 

対処法は?

家とカーポートの位置関係、庭の広さなどをよく考慮したうえで設置の計画を立てましょう。

車から乗り降りするスペースや歩行のスペースが十分とれるか確認しましょう。

 

自転車がある場合は、自転車の乗り入れや駐輪スペースの確保も必要です。

 

 

庭や家の中に影が入って暗い

設置場所によっては、カーポートの影が庭やリビングにかかり、生活空間の日当たりが悪くなってしまうケースがあります。

 

対処法は?

方角や大きさなど、家とカーポートの位置関係をよく考慮したうえで、影になりにくい設置場所を考えましょう。

 

積雪のある北海道エリアでは耐久性が足りず不向きですが、スケルトンタイプの屋根にするという方法もあります。

 

 

カーポートのサイズが小さくて希望の車種に買い替えられない

現在の車のサイズぴったりにコンパクトなカーポートにしたら、大きな車が入らないから車を買い替えられないという後悔もよく耳にします。

 

対処法は?

家族が増えたら大きな車に買い替えるかも? ということを念頭に、ライフプランも踏まえて計画を立てることが大切。

 

車の買い替え時には、自宅のカーポートのサイズをしっかり確認してから買い替えを進めましょう。

 

 

ご近所トラブルにつながってしまった

カーポートの屋根から落ちる雨や雪が隣敷地に入ってしまう、カーポートがつくった影で隣敷地の日当たりが悪くなってしまう、というトラブルにつながることもあります。

 

最悪の場合には、カーポートをつくり直したり撤去したりしなくてはいけないケースも出てきてしまいます。

 

対処法は?

カーポートは敷地の端ギリギリに立てたいと考えがちですが、そうするとこのような隣敷地とのトラブルが起こりがちです。

 

カーポートの位置や屋根のサイズ・勾配の向きなど、隣敷地との距離や位置関係を考えた設計が必要でしょう。

 

 

悪天候や災害でカーポートが飛ばされたり潰れたりしないか心配

とくに強風が多い地域では、強風のたびにカーポートが飛ばされないか不安になる方も多いでしょう。

風で飛ばされた屋根が周りの建物や人にぶつかっては大変!

大雪の地域ではカーポートの上に積もった雪で、カーポート自体が潰れてしまうという事故もあります。

 

対処法は?

地域の気候・自然条件に適した性能のカーポートを設置することが大切です。

台風が多い地域では耐風圧性能を、積雪が多い地域では耐積雪荷重性能を意識して商品を選びましょう。

 

強度をアップさせるサポート柱のオプションなども検討を。

本州では柱が2本のタイプが多いですが、積雪の多い北海道では耐積雪荷重性能の高い4本柱以上が主流です。

 

 

ご紹介した失敗例は、設計時に想定できるものが多いです。

設置した後のことも考慮しながら提案してくれる業者選びも大切ですね。

 

カーポート設置の注意点。設置する際のポイントは?」もご参考ください!

 

 

まとめ

●カーポートのメリットは、紫外線や雨雪などのダメージから大切な愛車を守れること。

雨の日に濡れずに車に乗り降りできる、寒い冬も出発がスムーズといったメリットもあります。

 

●実際にカーポートをつくったあと、「やっぱりカーポートはいらなかったかも……」という後悔をするケースもあります。

カーポートの設置場所やサイズ、性能、隣敷地との位置関係などをしっかり検討し、失敗のないカーポートを選びましょう。

 

札幌でカーポートの新設またはリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にゆとりフォームさっぽろにご相談ください!

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