断熱リフォームを失敗したくない!失敗事例や対策・補助金もご紹介
断熱リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
住まいの夏の暑さ・冬の寒さの対策には、断熱リフォームという方法があります。
断熱リフォームは費用も時間もかかるので、失敗せずに実施したいものです。
そこで今回のコラムでは、断熱リフォームでよくある失敗事例とその対策をご紹介!
失敗事例について事前に知っておくことで、失敗のない断熱リフォームを実現できますよ。
リフォームで受けられる補助金についてもお伝えしますので、ぜひチェックしてくださいね。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
断熱リフォームの失敗事例とは?
断熱リフォームとは、断熱性・気密性の高い素材や建具を取り入れるといった工事で、住宅の断熱性を高めるリフォームです。
住宅の断熱性が高まれば、夏の暑さ・冬の寒さが室内に伝わりにくくなり、空調で整えた室温をキープして快適に暮らすことができます。
時間も費用もかかる断熱リフォームを理想通りに成功させるためにも、よくある失敗事例について事前に把握しておきましょう。
断熱効果を実感できない
断熱リフォームの失敗事例として多いのは、「断熱リフォームをしたのに、暑さや寒さがあまり変わらない」というもの。
せっかく費用をかけて断熱リフォームをしたのに、効果を実感できないのはもったいないですよね。
断熱リフォームの効果を実感できないのは、適切な断熱工事が行われていない可能性があります。
断熱材の性能が低い、量が足りないほか、断熱工事の施工場所が適していない、気密性への配慮が足りないといったケースも考えられるでしょう。
結露がひどくなった場所がある
断熱性と気密性が上がったことにより、湿気を含んだ空気の逃げ場がなくなり、結露が発生しやすくなってしまうケースも。
特に、押入れやクローゼットの中など、室内と温度差ができやすく空気の流れが停滞しやすい場所は要注意です。
断熱リフォームをしていない場所がかえって暑く・寒くなった気がする
こちらのケースは、断熱リフォームをした場所が快適になったことで、断熱リフォームを施していない場所の暑さ・寒さがかえって気になってしまったというもの。
例えば、リビングは快適でも、廊下に出るたびに暑さ・寒さを強く感じてしまっては、快適に過ごせません。
また、室内に温度差ができると、結露の原因にもなってしまいます。
使える補助金があったのに気付かなかった
国や自治体では、条件に合う断熱リフォームに対して補助金事業を実施しています。
ただし、断熱工事の契約や発注、着工前に申請しなくてはいけないものがほとんど。
補助金を受けられる対象だったとしても、知らずに工事を進めてしまっては補助金を受けられません。
断熱リフォームで失敗しないためのポイント
リフォームを失敗しないためにも、断熱リフォームで押さえておきたいポイントをご紹介します。
技術と経験を持つ施工会社に依頼する
断熱リフォームは、住宅の状況や環境によって必要な工事やその内容が異なります。
しっかり効果を感じられる断熱リフォームを行うためには、知識と経験、そして確かな技術を持つ、施工会社を見極めることが大切です。
過去の施工事例や施工実績などをチェックしながら、信頼のおける施工会社を探しましょう。
換気対策を忘れずに行う
断熱リフォームでは、断熱性と気密性をセットで対策します。
気密性を高めた住宅では、換気対策も忘れずに行うことが重要!
これを機会に、24時間換気システムなど計画換気を取り入れることも検討してみてくださいね。
日差し対策を行う
夏の暑さは、外から伝わる熱以外に窓から入る日差しの影響も大きいです。
断熱リフォームで断熱性能を上げるのに加え、窓へのシェードや庇(ひさし)を設置して日差し対策も行いましょう。
強い日差しを遮ることで、夏の断熱効果をより感じられますよ。
なお、断熱リフォームの内容や範囲によっては、住みながら行うことも可能です。
「断熱リフォームは住みながらできる!方法やメリットを解説」のコラムでは、住みながらできる断熱リフォームについて詳しくご紹介していますので、あわせてご覧くださいね。
断熱リフォームで使える補助金制度もチェック!
一定の断熱リフォームには、国や自治体からの補助金が出るケースもあります。
代表的なものをご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。
既存住宅における断熱リフォーム支援事業
一定の省エネ効果が見込まれる高性能建材(断熱材、ガラス、窓、玄関ドア)を用いた断熱リフォームに対する補助金です。
一戸あたりの補助金額は戸建てが上限120万円、集合住宅が15万円となっています。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
次世代省エネ建材の実証支援事業
断熱リフォームなどの省エネ改修・省エネリフォームで、工期を短縮できる次世代省エネ建材(断熱材等)の採用に対して補助金が出ます。
補助金の上限は断熱改修の種類によって異なり、外張り断熱では上限300~400万円、内張り断熱では戸建てで200万円、集合住宅で125万円。
窓やドアなどの開口部に対する窓断熱では、必要製品のみ改修する場合の上限は150万円となっています。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
長期優良住宅化リフォーム推進事業
既存住宅の長寿命や省エネを目指すリフォームに対して補助金が出ます。
一定の省エネ基準相当への改修工事に対して、その費用の最大1/3、一戸あたり100万円が上限です(その他加算条件あり)。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。
※2024年1月時点の情報です。
適用条件や申請条件、申請期限などは各webサイトやお住いの自治体などに確認ください。
国や自治体のサービスは基本的に申請主義のため、自分で知っておき、申請しないと利用できません。
自分が該当するものがないかチェックをして、漏れなく活用しましょう。
まとめ
●断熱リフォームによくある失敗事例には、「断熱効果を実感できない」「結露がひどくなった場所がある」「断熱リフォームをしていない場所がかえって暑く・寒くなった気がする」「使える補助金があったのに気付かなかった」などがあります。
せっかく費用をかけて断熱リフォームをするのですから、失敗なく、納得のいくものにしたいですよね。
事前に失敗事例を把握して、失敗を回避しましょう。
●断熱リフォームの失敗を防ぐためには、確かな知識と豊富な経験、高い技術を持った施工会社に依頼することが大切!
また、断熱対策と同時に、気密対策、換気対策、夏の日差し対策にも配慮が必要です。
●断熱リフォームには、国や自治体から補助金が出るものもあります。
工事の契約や発注、着工前に申請が必要なものがほとんどのため、忘れずに活用したいものです。
札幌で断熱リフォームや改装をご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!
リフォーム事例も豊富にそろえていますので、ぜひお問い合わせください。
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