こんにちは！ゆとりフォームさっぽろです。

 

新築やリフォームでキッチンを新設するなら、どんなキッチンが良いでしょうか？

キッチンの形やレイアウトはいろいろありますが、今回はその中でもL型キッチンについて解説します。

 

L型キッチンは作業スペースが広くて作業動線も良いことで人気のキッチン。

ただ、特徴やポイントを押さえて設置しないと後悔してしまう可能性もあります。

これから新しくキッチンリフォームを考えている方へ後悔のないよう、L型キッチンのメリット・デメリットや注意点などを確認しましょう。

 

 

L型キッチンとは？どんなレイアウトがある？

L型キッチンとは、上から見るとアルファベットのL字型になっているタイプのキッチンです。

直角に曲がるコーナー部分に作業台があり、コーナーを曲がった先にはコンロとシンクがそれぞれあります。

 

L型キッチンの主なレイアウトは、L字の両方の面を壁に付けて設置する「壁付けキッチン」と、1つの面をダイニングに向かって設置する「対面キッチン」の2種類。

 

壁付けキッチンはリビングやダイニングのスペースを広く確保できる、対面キッチンはリビングの家族の様子を見ながら料理ができるというメリットがあります。

 

 

L型キッチンを選んで後悔しないために！メリット・デメリットをご紹介

L型キッチンのメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

 

メリット①作業動線が良い

コンロ・作業台・シンクが直線上に並んでいるI型キッチンと比べて、コンロとシンクの位置が近く、作業動線が良いです。

洗い物をしながら、体をひねって火にかけた鍋の様子を見るなどもしやすく、効率良く調理を進めることができます。

 

メリット②作業スペースが広い

直角のコーナー部分は奥行きがあり、作業スペースを広くとれるので作業がしやすいです。

家族で一緒に調理をする場合もスムーズですし、炊飯器やホームベーカリーなどの家電製品を置くスペースも確保できます。

 

メリット③収納スペースが広い

作業台が広い分、その下の収納スペースも広くできます。

調理道具や調味料、食器など、たくさんの物を収納することができます。

キッチンのグレードによっては下のスペースに食洗機やオーブンが造り付けになっているタイプのキッチンもあります。

 

デメリット①広いスペースが必要

L型キッチンは奥行きのある広いキッチンなので、設置のためには広いキッチンスペースの確保が必要となります。

 

限られた間取り内で広いキッチンを確保すると、その分リビングやダイニングのスペースが圧迫される可能性があるでしょう。

冷蔵庫や食器棚などの大型のキッチン家具・家電を置くスペースの確保にも注意が必要です。

 

デメリット②コーナー部分がデッドスペースになりやすい

コーナー部分は奥行きがあるため、手が届きにくく活用しづらい…とデッドスペースになってしまう可能性があります。

作業台下の収納も奥行きがあるため、扉の幅が狭かったり、単純な棚式の収納だったりすると、荷物の出し入れがしにくいケースもあります。

 

デメリット③I型キッチンよりも費用が高い

L型キッチンは、シンプルなI型キッチンと比べて設置費用が高くなりやすい傾向にあります。

また、I型からL型へのリフォームの場合では、コンロやシンクの位置を変えるために配管工事などが必要となり、追加工事やその費用が発生します。

 

 

L型キッチンを選んで後悔しないための注意点

L型キッチンを選んで後悔しないためには、サイズとスペースの確認が重要です。

L型キッチンは奥行きがあり広いスペースを必要とするので、リビングやダイニングのスペースを圧迫しないか、冷蔵庫などの家電を置くスペースを確保できるかなど、全体のバランスも見ながら検討しましょう。

L型キッチンへリフォームする場合は、勝手口などほかの設備との位置関係の調整も必要です。

 

さらに、広いキッチンにしたいからといってキッチンサイズを大きくしてしまうと、作業中の移動距離が長くなり、作業動線が悪くなってしまう可能性も。

冷蔵庫はシンクに近いほうが作業動線が良くなるので、冷蔵庫を置くスペースが確保できるかも確認を。

 

作業動線が良いことで知られるL型キッチンですが、限られたスペースに設置してしまうと、動けるスペースが狭くなるなど、かえって動きづらさを感じる要因になることもあります。

対面型よりも壁付け型のほうがスペースを圧迫せず広々と使えるので、キッチンとリビング・ダイニングの間取りは単独で考えず、まとめて考えてみてください。

 

キッチンリフォームでよく起こりがちな失敗例や後悔例については「キッチンリフォームの注意点。よくある失敗例から学ぼう」でも詳しくご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

 

L型キッチンのコーナー部分は有効活用できる！

奥行きのある広いコーナーがあるのが、L型キッチンの特徴の1つ。

せっかくですからこのコーナーを上手に活用して、L型キッチンの使い勝手をさらに良くしたいですよね。

 

L型キッチンのコーナーを有効活用するにはこんな方法がありますよ。

 

調理家電の置き場所にする

コーナー部分は奥行きがあるため、大きな物を置くのに適しています。

近くにコンセントを配置するとさらにレイアウトがしやすくなりますよ。

 

常温保存ができる食材のストック場所にする

パスタやインスタント食品、調味料などのストック場所にするのもおすすめ。

見せる収納としてレイアウトするスペースも十分あり、残量も一目で把握できるので在庫管理もしやすいです。

 

コーナー下の収納はワゴン式にする

奥行きのある収納を上手に使うには、引き出し式のワゴン収納がおすすめ。

奥のスペースの出し入れもしやすく、収納スペースを無駄なく使えます。

 

 

まとめ

●L型キッチンとは、直角に曲がるコーナー部分に作業台があり、コーナーの先にはコンロとシンクがそれぞれ設置されるL字型のキッチンです。

主に壁付けタイプと対面タイプの2種類のレイアウトがあります。

 

●L型キッチンのメリットは、作業動線が良いこと、作業スぺ―スや収納スペースが広いことです。

一方、作業スペースが広い分キッチンスペースとして広い空間が必要になること、広いコーナー部分がデッドスペースになりやすいこと、I型キッチンよりも費用がかかることがデメリットです。

 

●L型キッチンで後悔しないためには、キッチンのサイズと全体のスペースについてしっかり確認と検討が必要です。

狭いスペースに無理に大きなL型キッチンを設置しては、かえって窮屈で使いづらくなってしまいます。

 

●奥行きのあるコーナー部分は調理家電やストック食材の置き場所に最適です。

コーナー下部の収納も、引き出し式のワゴン収納などを使って便利に収納しましょう。

L型キッチンの特徴でもある広いコーナー部分を有効活用することで、L型キッチンの使い勝手がさらにアップ！

 

札幌でキッチンリフォームをご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね！

リフォーム事例も豊富にそろえていますので、ぜひお問い合わせください。

お得なチラシ情報も掲載しております。