キッチンを介護リフォーム!リフォームのポイントを解説
キッチンリフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
年齢を重ねて体力や身体機能が衰えてきたとしても、生活の中で自分でできることはできるだけ自分でやりたいですよね。
そのためには、高齢者でも生活しやすい住環境を整えることが大切!
今回のコラムではその中でもキッチンの介護リフォームについて解説します。
将来、介護や支援が必要になるかもしれないことを見据え、体力や身体機能が衰えても安全で快適に使えるキッチンを検討しましょう!
キッチンの介護リフォームの必要性やおすすめのリフォーム、介護リフォームで使える補助金や助成金などもご紹介します。
キッチンの介護リフォームは必要?
介護リフォームとは、生活で支援や介護を受ける本人が自宅で安心して住み続けられるように、住環境を整えるリフォームのことです。
年齢を重ねて体力や筋力、運動機能が衰えてくると、生活の仕方やできることが変わってきます。
毎日使うキッチンも、今のままでは使いにくくなってしまう可能性があるのです。
介護リフォームをすることで、できるだけ自分でできることを確保できますし、火災防止や転倒防止対策を施して安全に使うことができますよ。
体の負担を減らして快適にキッチンを使えるので、QOL(生活の質)も保てます。
キッチンの介護リフォームは、自立を助けるリフォームでもあるのです。
老後を視野に入れたキッチンの介護リフォームのポイント
老後の生活や要介護・要支援などを視野に入れた、キッチンリフォームのポイントをご紹介します。
ぜひ、具体的な暮らしを想像しながら検討してみてください。
IHクッキングヒーターにする
IHクッキングヒーターは火を使わないので火災の心配が少ないです。
また、五徳の凸凹がないので、掃除もしやすいですよ。
ガスコンロを使いたい場合は、消し忘れ防止機能などが付いているものを検討してくださいね。
作業台やシンクを座って作業できる高さにする
長時間立って調理や洗い物をするのは大変!
作業台やシンクを、イスに座って作業ができる高さに変更するのもおすすめです。
車イスに乗って作業することを見据えると、作業台やシンク、コンロの下に足が入るスペースがある設計になっているとさらに良いです。
電動の可動式収納を設置する
頭上の高い位置の棚から物を出し入れするのは、荷物を落としたり、転倒したりする危険があります。
また、足元の低い位置からの出し入れは腰を痛めるリスクがあり、体への負担も大きいです。
収納は手が届く範囲がベスト!
電動で昇降する収納棚を設置するのがおすすめです。
イスに座ったまま手が届く位置にスイッチやリモコンを設置し、体に負担なく出し入れできる高さまで動くように設定しましょう。
食洗機を取り入れる
毎食後の食器洗いも大変な台所仕事の一つです。
食洗機を取り入れて、食器洗いを時短に!
水道代も節約できます。
手すりを設置する
キッチンの足元は水はねや油はねで滑る可能性があり、座って作業をしている場合も、座るときや立ち上がるときに転倒リスクがあります。
シンクや作業台の手前に手すりを設置することで、転倒リスクを軽減できますよ。
なお、キッチンリフォームは住みながらでも可能ですよ!
リフォームの内容や規模によって工事期間が異なります。
こちらのコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。
介護のためのキッチンリフォームで使える補助金・助成金
キッチンの介護リフォームでは、条件や内容によって補助金・助成金を利用できるケースがあります。
補助金・助成金を上手に使うことで、費用負担を抑えながら安全で快適なキッチンにリフォームできますよ。
主なものを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2024キャンペーン子育てエコホーム支援事業
一定の条件を満たす住宅リフォームに対して、その工事費用の一部が補助されます。
介護リフォームでは、手すりの設置や段差解消、廊下幅等の拡張といったバリアフリーリフォームが対象になります(条件等あり)。
補助額は工事の種類に対し、1戸当たり3,000円~です。
※補助額が5万円以上の場合が対象となります。
子育て世代が対象の事業ですが、リフォームはその他の世代も対象となります。
介護保険制度
社会保険や国民健康保険などの公的医療保険の中の、介護保険の制度を利用して介護リフォームの補助金を受ける方法です。
手すりの取り付けや段差の解消、床材や扉の交換などが対象で、工事費の一部が補助されます。
要支援・要介護認定を受けている方が対象で、支給限度額は20万円です(条件等あり)。
※支給額の1割は自己負担となります。
※2024年5月時点の情報です。
補助金・助成金は年によって実施の有無が違ったり、申請期間や予算上限などが決められていたりする場合もあります。
利用を検討している場合は、必ず最新情報を確認してくださいね。
まとめ
●年齢を重ねても快適に、そして安全に生活するために、キッチンの介護リフォームをぜひ検討してみてください。
自分で身の回りのことをできるだけ自分でできるようにする、自立を助けるためのリフォームでもあります。
●キッチンの介護リフォームでは、IHクッキングヒーター・可動式収納・食洗機の導入、座って作業ができる作業台・シンクへのリフォーム、転倒防止の手すりを付けるなどのプランがあります。
生活や作業を具体的に想像しながら、リフォームプランを検討してください。
●キッチンの介護リフォームは、条件が合えば補助金や助成金を利用して費用負担を抑えることもできます。
申請期間や予算上限が限られているのもあるので、ぜひ早めにチェックしてみてくださいね。
札幌で介護リフォームをご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!
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