レンジフードのシロッコファンとは?メリット・デメリットもチェック!

キッチンリフォーム —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

 

近年、キッチンの換気設備レンジフードでは「シロッコファン」というタイプのファンが採用されていることが多いです。

「換気扇」というとプロペラファンを思い浮かべる方も多いと思いますが、シロッコファンとプロペラファンにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

今回は、レンジフードのシロッコファンとはどんなものなのかを解説!

シロッコファンの特徴やメリット・デメリット、お手入れ方法もお伝えしますね。

Range-food

 

 

レンジフードのシロッコファンとはどんなもの?

レンジフードとはキッチンのコンロの上に設置された換気設備で、換気のためのファンとそれを覆うフードを組み合わせたものの総称です。

レンジフードで使われているファンには「シロッコファン」「プロペラファン」「ターボファン」の3種類があり、シロッコファンは戸建て住宅の2階以上や集合住宅でよく採用されています。

 

まずは3種類それぞれの形状や特徴をご紹介しますね。

 

シロッコファン

細長い板状の羽根が筒状に取り付けられているタイプのファンです。

筒状でタイヤのような形状をしています。

 

ファンが回る遠心力で室内の空気を吸い込み、ダクトを通して屋外へ排出します。

ダクトを通して空気を排出するため、屋外に面していない場所にも設置ができるので、マンションのキッチンなど外壁に面していない場所でも設置ができます。

 

キッチンのレンジフードのほか、お風呂やトイレなどでも使用されます。

 

プロペラファン

換気扇といわれてすぐに思い浮かぶ、扇風機のような平面的なタイプのファンです。

プロペラファンの向こう側はすぐ屋外で、ファンで吸い込んだ空気は直接屋外に排出されまされます。

 

屋外に面する壁に設置するもので、主に戸建て住宅で採用されていますが、集合住宅であっても換気する場所が外壁に面していれば取り付けられているケースもあります。

 

ターボファン

シロッコファンと同じような筒形の形状ですが、シロッコファンよりも羽根が大きく、その分、羽の枚数が少ないです。

シロッコファンよりも回転が早いため、効率よく換気ができます。

 

こちらもダクトを通して排気をするタイプで、中高層マンションの換気設備などで採用されています。

 

 

レンジフードをシロッコファンにするメリット・デメリットは?

シロッコファンにする一番のメリットは、ダクトを通して排気できる点です。

換気扇から直接排気するプロペラファンは屋外に面した壁にしか設置できませんが、ダクトを通して排気するシロッコファンは外壁に面していない場所にも設置が可能です。

そのため、集合住宅でもよく採用されています。

 

また、レンジフードがファンに覆いかぶさるように配置されるので、コンロの油煙をしっかり集める効果も高く、ファンがむき出しになっていないので見た目もスッキリ。

プロペラファンと比べて、稼働時の音も静かです。

 

屋外の天候に影響を受けないので、風や雨が強い日でも問題なく使える点もメリット。

 

一方、デメリットはプロペラファンと比べると、ややパワフルさに欠けること。

羽根の枚数が多いので油汚れが付きやすく、掃除に手間がかかるのもデメリットといえるでしょう。

 

 

シロッコファンのレンジフードをお手入れする方法も確認!

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シロッコファンはワンタッチ式またはネジ式で、取り外してお手入れできるものが多いです。

汚れがこびりついてしまう前に、ぜひ取り外して丸洗いにチャレンジ!

 

シロッコファンのお手入れ方法をご紹介します。

 

【用意するもの】

  • ・アルカリ性洗剤
  • ・浸け置き用容器、またはビニール袋
  • ・古歯ブラシやスポンジ
  • ・ゴム手袋

 

レンジフードやシロッコファンの汚れは酸性の油汚れが中心なので、酸性の汚れを分解するアルカリ性の洗剤を用意します。

手荒れをしないように、ゴム手袋をして行いましょう。

 

まずはレンジフードの電源がオフになっているのを確認して、シロッコファンを取り外します。

油汚れが固まってネジが回せない場合は、洗剤を染み込ませたキッチンペーパーをネジ部分に5~10分貼り付けて汚れを溶かしてみてください。

 

シロッコファンは羽根が多く隙間に手が届きにくいので、浸け置き洗いがおすすめ。

洗剤を吹きかけたシロッコファンを、50℃程度のお湯を張った容器またはビニール袋の中に入れて浸け置きしましょう。

軽い汚れなら5~10分程度、汚れがひどい場合は1~2時間程度を目安にしてみてください。

 

浸け置きで汚れがゆるんできたら、古歯ブラシやスポンジでこすり、汚れを落としていきましょう。

シロッコファン専用のブラシもあるので、それを使っても良いですね。

汚れが落ちたら水ですすぎ、水気を拭き取ってからレンジフードへ戻します。

 

レンジフードのカバーやフィルターなど、取り外せるパーツは同様に外して一緒に丸洗いすると良いでしょう。

パーツを取り外す前に写真を撮っておくと、元に戻すときにスムーズですよ。

 

自分でお手入れするのが難しければ、業者に依頼するのも良いでしょう。

 

 

まとめ

●レンジフードの「シロッコファン」とは、細長い板状の羽根が筒状に取り付けられているタイプのファンのこと。

ダクトを通して排気するのが特徴です。

ファンにはそのほか、扇風機のような形状の「プロペラファン」、シロッコファンと同じ筒状で羽根が大きく枚数が少ない「ターボファン」があります。

 

●シロッコファンはダクトを通して排気するので、外壁に面していない場所に設置が可能です。

キッチンではレンジフードが覆いかぶさる形状なので油煙の捕集効果が高いことや、ファンがむき出しにならないので見た目が良いことなどもメリットでしょう。

一方、プロペラファンに比べると吸い込む力がやや弱いこと、羽根や部品が多いため油汚れが付きやすく掃除に手間がかかることがデメリットです。

 

●レンジフードのシロッコファンは、取り外して丸洗いできるものが多いです。

酸性の油汚れを分解するアルカリ性洗剤で浸け置き洗いするとスッキリ!

パーツを外す前に写真を撮っておくと、元に戻すときにもスムーズですよ。

 

 

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