キッチンリフォームで場所移動をしたい!どうすればいいの?

キッチンリフォーム —

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こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

毎日使うキッチンは、使い勝手が良いものでありたいですよね。
キッチンの場所自体に不満があると、リフォームでキッチンの場所移動も検討するかと思います。

キッチン移動で気をつけたいリフォームポイントはどんなことでしょうか。
また、マンションや鉄筋コンクリートの場合、そもそもキッチンの場所移動リフォームは可能なのでしょうか?

今回は、そんなキッチンの場所移動にまつわるお話をしたいと思います。

 

 

キッチンの場所移動の可否は、建築士やリフォーム会社に要相談を

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キッチンの移動は、建物の構造上できる場合とできない場合があります。
キッチンを移動すると、レンジフードやシンクの位置も変わりますが、排水口や換気口の移動は容易ではありません。
排水の勾配や配管スペースの関係で、希望の場所には移動できない場合もあります。

特にマンションの場合、共用部分に繋がっているため、全面リフォーム以外でのキッチン移動はほとんどできないと考えたほうが良いでしょう。
鉄筋コンクリート造の住宅の場合も、コンクリートを削るのは困難であるため、移動に制限がでてきます。

キッチンの移動が可能かどうかは、素人判断ではなく、建築士やリフォーム会社の担当者の相談が必要となります。

 

 

場所移動のリフォームが可能な場合、気をつけるべきポイント

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キッチンには、壁付け型、対面キッチン、L型、アイランド型など、色々なタイプがありますが、移動の際に壁付けキッチンから対面キッチンになる場合は特に注意が必要です。

壁付けキッチンと対面キッチンでは、もともと必要とする部屋の面積が違います。
「キッチンを移動したら、かえって使いにくくなった」ということがないよう、次のポイントに気をつけてリフォームしてください。

 

①対面キッチンにしたときに、十分なダイニングスペースが確保できるか

壁付け型のキッチンなら、調理スペースとダイニングテーブルの椅子を引くスペースを兼ねられますが、対面キッチンでは調理スペース、椅子を引くスペースの両方が必要になります。

・調理場の通路幅
1人利用の場合=90cm~110cm
2人利用の場合=120cm以上を確保

・ダイニングテーブルの椅子を引くスペース(ダイニングテーブルの端からの目安)
椅子の後ろが通路にならない場合=75cm
椅子の後ろが通路になる場合=140cm

スペースの確保が難しい場合は、テーブルのサイズや置き方なども考慮してみてください。

 

②調理台のスペースは十分か

壁付け型から対面キッチンに買い換えて移動する場合、新しいキッチンの調理スペースが十分確保できているか、作業台の高さが使う人の背丈にあっているかなどに注意してください。

・調理台に必要なスペース=幅50cm以上は確保。
(料理好きや人数が多い家庭は、さらに広めの調理スペースを意識する)

 

③実際に使う時の動きやすさを考える

・調理をするときの動線=快適な作業が出来る配置の目安として、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形の辺の合計がおおよそ510cmになっているか。
・キッチンからダイニングテーブルへ料理を配膳するときの動線
・給油器のリモコン、玄関のインターホン機器との距離が離れすぎていないか

など、日常的に使うキッチンとダイニングスペースは、ゆとりのある気持ちの良い空間であるよう、日頃の生活動線に気を配って移動場所を決めることが大切です。

 

まとめ

・キッチンの移動にはできる場合とできない場合がある。
・移動の際、キッチンの型が変わるときは部屋の面積や配置に気をつける。

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