介護用の手すりはどこに必要?形状や高さのポイントも解説

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こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

現代では、高齢や身体が不自由な家族のためにご自宅に手すりを設置する方がとても増えてきています。

しかし、街中ではよく見かける手すりも、いざ自宅で準備するとなると、どこにどう設置したらいいのかよくわからないもの。

そこで今回は、介護用の手すりの設置のコツについて、設置場所から手すりの形状まで幅広くご紹介いたします。

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介護のために手すりをつけておきたい場所

そもそも手すりを付けることによって利用者にどんなメリットが期待できるのでしょうか?

手すりを利用するご家族の方が今何で困っているかをイメージしながら、以下をご覧ください。

 

転倒・転落防止

足腰に力の入らない方にとっては、少しの段差などでもバランスを崩して転倒・転落をしてご自宅の中で怪我をしてしまうこともあります。足1本もしくは2本で身体を支えるところから、手すりによって手1本もしくは2本を加えてバランスを取ることができるようになります。

 

歩行の手助け

家の中で自由に歩き回れないというのは特に不満や不便を感じるはずです。歩くのが億劫になると動かないでジッとしているようになり、運動不足にも繋がります。

しかし、手を使えば移動しやすくなり、周りの家族も心配ごとが減ります。

 

立ち座りしやすくなる

トイレやお風呂や靴履きなど、無意識のうちに人は家の中で何度も何度も立ったり座ったりを繰り返しています。その動作補助として手すりがポイントであるだけで、スムーズに立ち座りを可能にしてくれます。

 

つたい歩きがしやすくなる

視力が低下している方や、夜間に移動する方はいつも以上に何もないところを歩くことは難儀です。

手すりにつかまりながら足を進めることだけで、ずいぶんと安心感が違います。

 

 

手すりを設置する場所について

手すりの設置場所について、上記の4点が必要な条件に加えて「狭い場所」というのも大事な要素。具体的にその場所を挙げましょう。

 

・トイレ

家の中でもっとも狭く、細かな動作をしなくてはならない場所と言っていいでしょう。

その上生活において非常にデリケートな部分でもあるので、まずは手すり設置におさえておくべき箇所です。

 

・浴室

トイレと同様に狭く動作の補助が必要となるのに加え、浴室は何より濡れていて転倒しやすいです。

また衣服を着ていない身で転ぶと打ち身や擦り傷・切り傷を負いやすいのも注意。もっともケガに繋がりやすい場所と言っていいでしょう。

 

・階段

2階によく行かれる場合は階段は最大の難所。すでに手すりがついている家もありますが、邪魔にならないようなシンプルなものがほとんどです。

もちろん身体の自由度も建てた当時と違うため、既存の手すりを無視してあるいは撤去して新しく付け替えましょう。

 

 

設置するうえで事前に注意しておきたいポイント

狭いところに付ける場合は、本当にそのサイズや高さで良いのかしっかりと吟味してください。

また取付位置の壁には下地がついているかも確認しましょう。

 

クロス貼りの石膏ボードなどに取付では強度に不安があるので、板材を付けたところに手すりを設置しましょう。

 

場所に適した、おすすめの手すりの形状や高さについて

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基本的な手すりの設置する高さは、直立した際の手首と同じ高さ」もしくは「床から800ミリ程度」を抑えておけばOKです。

また身体を支えたり持ち上げたりする手すりは「少し高め」の高さが一番良いです。

 

それでは上記で紹介した3箇所の手すりの形状や間隔をお伝えしたいと思います。

 

・トイレ

便座の横壁にL字型の手すりを付けるのがベスト。

トイレをする時には中腰で居る状態が多いので安定しながら座ることのできる水平型と立ち座りのしやすい縦型を合わせたものがL字型の手すりです。

高さはトイレットペーパーの場所を考慮しながら床から650ミリ程度、また立ち座り用の縦型の場所は便器よりも少し離れた前方に設置することで身体の重心移動を使いやすくなります。

 

・浴室

出入り口用、浴槽用などできる限り全ての箇所に欲しいほどの浴室です。

もし最低限となればそれは浴槽出入り用。これは滑りやすい浴室で浴槽の縁をまたいで片足立ちになる動作の箇所です。高さは床から700ミリ程度で、肩よりも高い位置まであればOKです。

 

・階段

階段はステップのちょうど角に当たる「段鼻」から750ミリが適しています。また階段の始点終点それぞれ200ミリ以上、手すりを延長させるのも忘れずに。

 

※【見落としどころ】

手すりの端の形状はパジャマがひっかからないようなタイプかどうか、また太さは28〜35ミリで握った時に指先が触れる程度かのチェックをしておきましょう!

 

まとめ

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・手すりは床から800ミリぐらいがちょうどいい
・トイレ・浴室・階段の3箇所からまず始めると良い
・服にひっかからない、もちやすい太さの手すりを使う

このほかに、検討する際に大事なことは以下の2点です

本人に確認してもらう
業者さんに見本を用意してもらう

こちらで紹介した高さや太さはあくまで参考値ですので、必ず利用する本人が触ったり試してみてベストな形状や寸法を測定してください。

その際には必ず知識や経験豊かな業者さんを交えた事前打ち合わせがキーになってきます。

 

札幌地域で介護の手すりをリフォームする際は、実績豊富なゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談ください。

あなたのご自宅とあなたのご家族にベストな商品をご提案いたします。

 

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