外壁はサイディングとガルバリウムどっちがおすすめ?違いや費用を確認!

外壁リフォーム —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

 

「サイディング」と「ガルバリウム」は、どちらも外壁の仕上げ材として人気があり、シェア率も高いです。

外壁リフォームに際して、どちらを採用しようか迷っている人もいるでしょう。

 

そこで今回のコラムでは、外壁のサイディングとガルバリウムの違いについて徹底解説!

それぞれの特徴やメリット・デメリット、費用やメンテナンス性などを比較しながら紹介していきます。

サイディングとガルバリウムがどんな人におすすめなのかもお話ししますので、どちらを使うか迷っている方はぜひご覧ください。

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

外壁工事

 

 

外壁のサイディングとガルバリウムの違いは?

外壁のサイディングとは、薄い板状に加工された外壁の仕上げ材の総称です。

何を素材としているかによって、主に「窯業(ようぎょう)系サイディング」「金属系サイディング」「木質系サイディング」「樹脂系サイディング」の4種類に分類されます。

 

実は、ガルバリウムもサイディングの一種。

単に「サイディング」という場合は「窯業系サイディング」を指すことが一般的で、ガルバリウムは「金属系サイディング」にあたります。

 

そのため、こちらのコラムでは、窯業系サイディング(サイディング)と金属系サイディング(ガルバリウム)について、違いやメリット・デメリットをご紹介します。

 

 

外壁のサイディングの特徴とメリット・デメリット

単に「サイディング」という場合は「窯業系サイディング」を指すことが一般的ですので、ここでも窯業系サイディングについて紹介していきますね。

 

窯業系サイディングは、セメントと木材繊維などを素材として加工され、日本国内の住宅で一番使われている外壁材です。

 

メリット

窯業系サイディングのメリットは、安価でデザインのバリエーションが豊富なこと。

統一規格のボードを工場で大量生産するため、材料費も安く、統一規格で施工しやすいために工期や施工費も抑えられ、施工できる工務店も多いです。

また、耐火性が高いこともメリットです。

 

デメリット

一方、素材自体は耐水性が低いため、表面への塗装が必須。

表面の塗装が剥がれたり、サイディングのつなぎ目であるコーキングが硬化して水が浸入するのを防ぐために、こまめなメンテナンスが必要となることがデメリットです。

 

なお、サイディングの4つの種類についてはこちらのコラムで詳しくご紹介していますので、あわせてご覧ください。

外壁に使うサイディングの種類は?種類ごとの特徴やメンテナンス面も

 

 

外壁のガルバリウムの特徴とメリット・デメリット

ガルバリウムはサイディング種類の一つで、金属系サイディングのことをいいます。

アルミニウムと亜鉛合金の表面にメッキを施した鋼板で、窯業系サイディングに次いでシェアが高い外壁材です。

 

メリット

金属製の外壁材の中でも軽量で耐久性があり、地震力が低減することがメリット。

アルミニウムを原料としているので防水性が高くサビに強いという特徴もあり、メンテナンスの頻度も少なく済みます。

外材壁は経年劣化によりひび割れや雨漏りが起こることがありますが、ガルバリウムは金属製の外壁材のため、ひび割れや雨漏りの心配はありません。

 

デメリット

一方、表面はメッキ仕上げのため傷が付きやすく、傷から水が浸入するとサビが発生する可能性があります。

一度サビてしまうとDIYなどで補修することは難しく、専門業者へメンテナンスを依頼することになります。

衝撃でへこみやすいものがあることもデメリットでしょう。

 

金属特有のスタイリッシュな素材感が魅力ですが、デザインのバリエーションはあまり多くありません。

 

 

外壁のサイディングとガルバリウムの費用相場

外壁修理の作業

30坪程度の一戸建てで外壁リフォームした場合、費用はそれぞれ以下が相場となります。

  • ・サイディング:約130万円~約230万円
  • ・ガルバリウム:約120万円~約270万円

 

費用は施工面積や使用する外壁材の種類・グレードのほか、既存の外壁材の種類や施工方法によっても異なります。

 

既存の外壁材の上から新たな外壁材を重ね張りするカバー工法は、既存の外壁材の撤去・処分費用がかからない分、張り替えよりも安くなる傾向があります。

ガルバリウムは軽量で建物への負荷が少ないため、カバー工法に向いている外壁材ですよ。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

 

外壁のサイディングとガルバリウムのメンテナンスと耐用年数

メンテナンス周期はサイディングが7〜10年程度、ガルバリウムが10〜15年程度、耐用年数はどちらも30〜40年程度といわれています。

 

メンテナンスではヒビなどの補修や塗装の塗り直しなどを行います。

サイディングのつなぎ目のコーキング材は劣化しやすいため、2年目以降には確認が必要です。

 

外壁のサイディングとガルバリウムを比較すると、ガルバリウムの方がメンテナンス頻度が低い傾向にあります。

 

 

外壁はサイディングとガルバリウムどちらがおすすめ?

サイディングとガルバリウムは、どちらがどんな人におすすめなのかを以下にまとめました。

 

【サイディングがおすすめな人】

  • ・施工費用を安く抑えたい
  • ・デザインにこだわりがある
  • ・温かみのある外観にしたい

 

デザインが豊富で窯業系ならではの温かみのある雰囲気にしたいときに、サイディングはおすすめです。

 

【ガルバリウムがおすすめな人】

  • ・耐震性を上げたい
  • ・メンテナンス費用を抑えたい
  • ・スタイリッシュな外観にしたい

 

金属の無機質な感じがシャープな印象を強めるため、スタイリッシュな雰囲気やシンプルな外観が好きな方におすすめです。

 

特徴やメリット・デメリットを把握した上で、検討してみてくださいね。

 

 

まとめ

●外壁のサイディングとは、板状に加工された外壁の仕上げ材のこと。

素材によって大きく4種類に分けられますが、単に「サイディング」というときはセメントと木材繊維を素材とした「窯業系サイディング」のことを指すことが多いです。

耐久性・耐火性が高く、安価でデザイン豊富なことがメリット。

耐水性が低いので塗装とこまめなメンテナンスが必要なことがデメリットです。

 

●外壁のガルバリウムは金属系サイディングのことで、アルミニウムと亜鉛合金をメッキ加工で仕上げたものです。

軽量で耐久性があり、地震力を低減すること、防水性が高くサビに強いことがメリット。

ただし表面がメッキ加工のために傷が付きやすく、傷からサビが発生する可能性があります。

 

●リフォーム費用は、サイディングが130万円〜230万円程度、ガルバリウムが120万円〜270万円程度が相場。

施工面積や使用する外壁材の種類・グレードのほか、既存の外壁材の種類や施工方法によっても異なります。

 

●メンテナンス周期はサイディングが7〜10年程度、ガルバリウムが10〜15年程度、耐用年数はどちらも30〜40年程度です。

サイディングのつなぎ目のコーキングは2年目以降は確認が必要になることも。

 

●外壁の施工費用を安く抑えたい、デザインにこだわりがあるという人にはサイディングが、外壁材を軽くし、地震力を低減したい、メンテナンス周期を延ばしたいという人にはガルバリウムがおすすめです。

 

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