駐車場を増設しよう!工程や費用を抑えるポイントをご紹介

ガレージ・物置リフォーム —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

今回は、駐車場の増設のお話です。

「子どもが運転免許を取ったから車をもう1台購入したいけど、うちは駐車場が1台分しかない…」
「2世帯で暮らすことになったけど、駐車場スペースが足りない」

こんな理由で、いつかは駐車場の増設を検討することがあるのではないでしょうか。

月極駐車場を借りることも選択肢の1つですが、特に冬の北海道を考えると、家から離れた月極駐車場よりも、家の敷地内に車を停めておけるのがやっぱり助かります。

家の敷地内に駐車場を増設したい方、是非ご参考くださいね!

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

Parking lot construction

 

 

新しく駐車場を増設しよう!

大切な車。家族にとっては必要不可欠な存在ですよね。

車の台数が増えれば、その車の台数分のスペースを用意することになります。

現段階で1台分しか駐車場がない場合は、敷地内に2台目の駐車スペースを用意することになりますが、お庭や塀などを撤去して駐車スペースを確保して増設するのが一般的です。

駐車場増設の工程は、大きく分けて以下の3段階に分かれます。

 

1.どこに駐車場を増設するか

まずは駐車場のスペースの確保です。

よほど敷地が余っているご自宅でない限り、2台目以降の駐車場を作るには既存のお庭や塀などを撤去する必要があり、更地にするまでの工事は時には高額にもなりえます。

例えばお庭に大きな樹木が植えられていたり、道路よりも高い位置に増設したい場合などがその対象です。

また、増設することによって様々な悪影響や懸念事項が考えられる場合、やむを得ずお断りをすることもあります。

業者さんに一度現地調査をしてもらいましょう。

 

2.床面を舗装する

駐車スペースが確保できたら、次は床面の舗装方法。

砂利やアスファルトなどを敷き、車を載せる土台を作ります。

施工した日からすぐに駐車できることが多いですが、コンクリート舗装の場合は固まるまで日数がかかります。

また、車を守るだけでなく、玄関周りを綺麗に見せるためのエクステリアの一部と考える人も多いので、部分的にレンガを敷くといったデザインも行えます。

 

3.門や屋根を設置する(駐車場の種類)

駐車場の種類とは、言い方を変えると「あなたの車を守る設備の種類」です。

駐車場は、「門を作る」「屋根を作る」「ガレージを作る」の3点が主流で、車を防犯のためや天候などの外的被害から守るためのもの。

車の高さなども含め、ご自宅のスペースを意識しながら検討していきましょう。

 

 

どんな駐車場にする?

Parking lot stylish

 

駐車場の種類は、大きく分けて3つあります。

・ご自宅の敷地を舗装しただけの、壁や屋根を何もつけない「オープン」タイプ
・「ルーフデッキ」と呼ばれる鋼板製の屋根を設置して、風雨をしのぐ「カーポート」タイプ
・車がすっぽりと収まる、倉庫型の「ガレージ」タイプ

車を出し入れする頻度や、ご自宅の環境やニーズによって種類を決めましょう。
例えば、常に車を駐車しておくことになるのであれば、風雨から守るカーポートかガレージタイプが良いでしょう。

風雨だけではなく、防犯面も重視したいならガレージタイプが必須と言えます。

家の大きな物の収納や、日曜大工の作業場や道具置き場にもなり、家の中や周囲をすっきりさせてくれますよ。

(ガレージタイプのシャッターの種類については「ガレージシャッターのリフォーム。種類や価格などご紹介。」で詳しくご紹介しています。)

 

オープンタイプは工事が一番手早く済み、費用も他のタイプより安いです。

ただ、風雨や雪は避けられませんので、自然災害から車を守るという面ではおすすめできません。

防犯を目的としたオプションとして、ジャバラの門扉やチェーンポールを付けるという対策も可能です。

 

 

どんな舗装にする?

駐車場にも色んな種類の舗装がありますが、ここでは一般家庭で多く用いられるオーソドックスな3パターンをご紹介します。

 

【砂利舗装】

コンクリートなどを用いず、砂利で舗装する方法。

もっともシンプルかつ費用が安く済みますが、車の通る部分に轍(わだち)ができやすく、また雨などで砂利が流れ出る可能性があるなどのデメリットもあります。

 

【アスファルト舗装】

施工した当日から駐車可能なシンプルで簡単な工事でありながら、床面もしっかり守られます。

ですがコンクリートより耐久性は低く、古くなると表面が剥がれ落ちてくることもあります。

 

【コンクリート舗装】

現代的なツルッとした質感のコンクリートが多く用いられます。

美観も良く耐久性にも優れますが、その分施工は大掛かりとなります。

 

予算やニーズに合わせて検討すると良いですね。
また、ご家庭によっては相応しくない舗装もありますので、業者に相談し、より納得のいく舗装を目指しましょう。

 

 

増設費用を少しでも抑えるためには、複数の会社に見積もりを依頼しよう

blue sky

 

スペースの確保もできそう!いざ駐車場を増設しよう!と思い立った時、次に思い浮かぶのは費用かと思います。

上記でご紹介しました駐車場増設の工程における費用は、最低限駐車できるスペース10万円程度のものから、ガレージタイプの100万円以上までと、幅広いです。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

金額だけ見ると高く感じますが、5年、10年と長い目で見ると、月極駐車場の賃貸料金や移動する手間を考えると安く済む場合がほとんどです。

とはいえ、この費用を知ると「やっぱり駐車場増設するって高いな…」と思われた方も多いのではないでしょうか。

少しでも安く抑えるためには「見積もりは1社だけで済ませない!」ということが大切。

多少手間に感じたとしても、費用を抑えるためには何社か見積もりを出してもらいましょう。

 

実は、会社ごとの工事費用の差は、会社側のデザイナーや営業マンの「経費」が関わってきます。

例えば、生コンクリートの価格には規格がありますので、実はどの会社もあまり差がありません。
デザインなどは特にこだわらず、シンプルな駐車場で問題なければ、そんな費用も必要ありませんよね。

複数の会社に見積もりを出してもらい、工事費のかからない会社が見つけることをおすすめします。

庭を駐車場にする際の費用に関しては「庭を駐車場にしたい方必見!費用や注意点をご紹介!」で詳しくご紹介しています。ご参考くださいね。

 

人生でそう滅多にない駐車場の増設工事を良いものにするためにも、適切な判断を大切に!

 

 

まとめ

・駐車場の工程は「駐車スペースの確保」「床面の舗装」「門や屋根の設置」
・駐車場の種類は舗装のみの「オープン」、屋根付きの「カーポート」、車庫型の「ガレージ」の3種類
・舗装の種類のオーソドックスは「砂利」、「アスファルト」、「コンクリート」
・費用を少しでも抑えるために、複数の業者から現地調査・見積もりを依頼しよう!

駐車場の増設は、どこまで設備を施すか、また業者によって費用が大きく変わってきます。

まずはご自宅の環境や寸法などをしっかり把握した上で、最低限の条件を家族と話し合い、複数の業者に見積もりを依頼しましょう!

毎日使うあなたのご自宅の駐車場の増設は、札幌地域でカーポートのリフォーム実績豊富なゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談ください。

一生のリフォームとなる駐車場の増設を全力でサポートいたします!

 

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