屋根が破損!原因や対処法、修理について詳しく解説

屋根リフォーム —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

 

屋根の破損に気付いたら、被害が大きくならないためにも早めの対処が必要です。

 

破損範囲や程度が小さいうちに、対処や修理手配、場合によってはリフォームの検討なども進めましょう。

 

とはいえ「対処って何をするべき?」と、どのように動けば良いかわからないという方もいると思います。

 

そこで今回は、屋根の破損の対処と修理について解説!

屋根が破損する主な原因や破損時の注意点、修理を依頼する業者の選び方などをお伝えします。

家の模型

 

 

屋根が破損する原因やすぐ行う対処法を解説!

屋根が破損する原因としてよくあるのは、以下のようなものです。

  • ・経年劣化:長年の紫外線や雨風による劣化
  • ・自然災害:台風、大雨、雪、雹(ひょう)など
  • ・凍害:寒い時期の吸水・凍結・融解の繰り返しによる破損
  • ・飛来物:強風で飛ばされた物の衝突
  • ・施工不良やメンテナンス不足

 

凍害は、北海道や東北など雪の多い寒冷地で起こりやすいです。

 

このようなことを原因として、屋根材のはがれやひび割れ、穴あきや飛散などが発生する可能性があります。

 

「屋根が破損しているかも?」と気付いたら、まずは屋根の状態を近くで確認することが必要です。

 

屋根のどこが破損しているか、どのような状態になっているかをチェックし、室内側からも雨漏りの有無を確認します。

 

屋根の状態確認は、庭や2階の窓、近隣の高い建物から行うと良いですが、屋根に上って確認するのは危険なのでやめましょう。

 

屋根の破損状態を直接見るのが難しい場合は、無理に確認せず、できるだけ早く業者へ点検を依頼するのが安心です。

 

もし室内に雨漏りがある場合は、バケツを置いて水を受け、屋根裏の雨水侵入箇所はブルーシートなどで覆って応急処置をしましょう。

 

また、次でお伝えする注意点もチェックしておいてくださいね。

 

 

屋根が破損した場合に注意するべき点も確認!

屋根の破損に関して注意したいポイントを3点ご紹介します。

 

屋根の破損を放置しない

「少しくらいだから様子を見よう」と考えるのは、良くありません。

屋根の破損を放置すると、雨漏りにつながって生活に影響をおよぼすだけでなく、カビの発生や電気系統のトラブルを引き起こしたり、家が傷んだりしてしまうこともあります。

屋根が破損し、落下して通行人にケガをさせてしまうリスクも。

 

そして、破損が進んでしまうと、修理費用が当初よりも高額になってしまう可能性もあります。

屋根の破損に気付いたら、破損範囲や程度が小さいうちに、できるだけ早く業者へ連絡をして修理の相談を進めましょう。

 

火災保険が使えるか確認する

屋根の破損修理には、火災保険が適用できる場合があります。

台風や大雨、それによる飛来物の衝突など、自然災害による破損は、多くの場合保険の対象です。

 

ただし、経年劣化や施工不良による破損は補償対象外であることがほとんどです。

補償対象や金額は、加入している保険会社に確認してみましょう。

 

給付の有無や金額を確認してから、工事の契約を結ぶことをおすすめします。

 

訪問営業の業者には注意

「屋根が破損しているようなので確認しますよ」と、訪問営業の業者が来ることがありますが、不要な工事や高額な工事を勧める悪質な業者も多いです。

 

信頼できる業者か悪質な業者かの判断は難しいため、「身内の業者に依頼するので結構です」などと断り、屋根には上げないようにしましょう。

 

 

屋根の破損で部分修理と全面補修になるケース

家

破損の範囲や内容、屋根の状態によって、部分的な修理で対応できるケース、葺き替えなどの全面補修が必要となるケースがあります。

それぞれ確認しましょう。

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

部分修理で対応可能なケース

割れや、金属屋根の小さな穴程度の軽微な破損の場合は、部分補修で対応が可能です。

部分補修は工期が短く、工事費用を抑えられるのがメリット。

工期は1日~数日程度、費用は5万~50万円程度が目安です。

 

全面補修が必要なケース

破損の範囲が広い場合は、全面補修が必要になります。

また、破損は小範囲であっても屋根全体の劣化が進んでいる場合は、全面補修や屋根リフォームの検討がおすすめです。

 

屋根材には耐用年数があり、10~30年程の周期でメンテナンスや葺き替えなどのリフォームが必要になります。

そのため、屋根の使用期間が長い場合は、破損を機に全面リフォームを検討するのも一つの選択肢です。

 

屋根のリフォームの方法には、主に以下の2つがあります。

 

カバー工法(重ね葺き)

既存の屋根材の上に、新しい屋根材をかぶせる工法。

費用目安は100万円~、工期は1週間ほどが目安です。

 

葺き替え

既存の屋根を撤去して新しい屋根を施工する工法。

費用目安は150万~300万円程度、工期は10日~が目安です。

 

ご紹介した工期や費用は目安の一つで、屋根の大きさや屋根材の種類によっても異なります。

屋根材の種類や屋根リフォームの種類についてはこちらのコラムでも解説していますので、あわせてぜひご覧ください。

屋根リフォームの注意点とは?リフォームの種類や屋根材の種類など

 

破損の程度や屋根の全体的な状態、予算、将来の修繕計画などを総合的に考えて、修理方法や範囲を検討してみましょう。

 

 

屋根の破損を相談する業者の選び方もチェック

業者によって、提案する修理内容や費用、工事の品質には大きな差があります。

そのため、屋根の修理やリフォームでは、信頼できる業者を選ぶことがとても大切!

 

業者選びの際には、以下のポイントをチェックしてみてくださいね。

  • ・破損状況や修理内容を丁寧に説明してくれるか
  • ・内訳が記載された詳細な見積もりを出してくれるか
  • ・追加費用の可能性などの説明があるか
  • ・修理後の保証内容や期間が明確か
  • ・修理後のメンテナンス周期や方法についてアドバイスがあるか

 

複数の業者から見積もりをとり、比較して検討するのがおすすめです。

また、相場から高すぎる見積もりはもちろん、安すぎる見積もりにも注意が必要です。

 

安すぎる見積もりは必要な工事が含まれていない、あとから追加料金がかかった、すぐにまた破損してしまった‥といったトラブルも見受けられるので、内訳の詳細や保証内容、口コミなどもチェックして、信頼できる業者を選びましょう。

 

 

まとめ

●屋根が破損する原因には、経年劣化や自然災害、飛来物の衝突、施工不良などがあります。

屋根の破損に気付いたら、状態や範囲を確認し、雨漏りへの対処をしましょう。

屋根に上っての確認は危ないので避け、できるだけ早く業者へ点検を依頼してくださいね。

 

●屋根の破損に気付いたら、放置をせず早めに業者へ相談を!

火災保険が使えるかどうかの確認もあわせて進めておきましょう。

訪問営業の業者には注意してくださいね。

 

●金属屋根の穴程度なら部分補修で対応可能。

部分補修の工期は1日~数日程度、費用は5万~50万円程度が目安です。

広範囲の破損や、屋根全体の劣化が進んでいる場合は、全体補修や屋根リフォームも検討を。

工期は10日~、費用は100万~300万円程度が目安です。

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

 

●屋根の修理やリフォームの依頼は信頼できる業者を選ぶことが大切です。

複数業者の相見積もりを比較検討し、工事後の保証なども確認した上で判断してくださいね。

 

札幌で屋根リフォームをご検討中なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!

リフォーム事例も豊富にそろえていますので、ぜひお問い合わせください。

お得なチラシ情報も掲載しております。

 

外壁張り替え・屋根修理

この記事を書いた人

ゆとりフォームさっぽろ

ゆとりフォームさっぽろ
リフォームに関する豆知識を定期的に更新していきます。

関連記事

    関連記事はありません。
閉じる