壁紙の張り替えタイミングは?寿命や種類、工事費用の目安なども

リフォーム豆知識ブログ —

こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。

 

部屋の印象を決める「壁紙」。

紙以外の素材もあるため「クロス」とも呼ばれます。

 

汚れや劣化が気になっているものの、壁紙の張り替えのタイミングを決めきれないという方も多いでしょう。

せっかく壁紙を張り替えるなら、壁紙の種類にこだわってみるのも良いですね。

 

今回は壁紙の寿命や張り替えのタイミング、壁紙の選び方、工事費用や期間の目安、業者の選び方なども解説します!

 

※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

住宅のリフォーム

 

 

壁紙の張り替えの目安は?張り替えをするべきタイミング

壁紙の張り替えの目安は約10年と言われています。

 

そのほか、年数に関わらずこんな症状が見られる場合は、張り替えのタイミングです。

 

まずは「はがれていたり、汚れたり、破れたりしている」「カビが生えている」「毛羽立ちやささくれがある」といった見た目の状態。

「日焼けで家具の跡ができている」「タバコの臭いなどが染みついて取れない」「消臭機能や防水機能などの効果が薄れている」などの経年劣化による状態があれば、早めに張り替えましょう。

 

壁紙のはがれについては、新築物件の場合、建ってから1~2年は建材の状態が落ち着かないため湿気や気温で伸び縮みしてしまい、壁紙がはがれやすくなることがあります。

決して施工不良や壁紙の不良ではありませんので、このような症状については無理に補修しようとせず、住宅の施工会社にご相談いただくことをおすすめします。

 

不具合などの症状が見られるときだけでなく、部屋の模様替えや家具・家電を新調するタイミング、部屋の使用用途の変更時など「この部屋にこの壁紙はちょっと合わないな」と感じたときも、張り替えのタイミングと言えるでしょう。

 

 

壁紙を張り替える時に種類はどう選ぶ?

家のクロス

壁紙は「クロス」とも呼ばれるように、素材は紙だけではありません。

たとえば同じ「白」であっても、クロスの素材が異なれば雰囲気が全く違います。

 

住宅でよく使われるクロスの種類やその特徴、選び方のポイントを解説します。

 

和紙・ケナフなどの非木材紙を原料とし、上品で優しい質感の壁紙です。

吸音性があって空気を通しやすく、健康や環境へ配慮したいときにもおすすめです。

 

<選び方のポイント>

紙製で耐水性は低いため、トイレや洗面所には不向きです。

あまり汚れにさらされない場所か和室などに使うと良いでしょう。

 

ビニール

安価で耐久性があり、一般的によく使われる素材。

色味と柄のバリエーションが豊富です。

 

<選び方のポイント>

メンテナンスや掃除が簡単なので、汚れやすいキッチンやトイレにも向いています。

トイレには防汚機能や消臭機能が付いているタイプを選ぶのも良いでしょう。

耐久性があるので、人の出入りが多い場所におすすめです。

 

織物

絹、麻、レーヨンなどからつくられています。

高級感・重厚感があり、落ち着いた雰囲気になります。

 

<選び方のポイント>

凸凹があり、ほこりが付着しやすいので、こまめな掃除が必要です。

部屋全体に使ってしまうと重さが気になる場合は、アクセントクロスとして部屋の一部に取り入れても素敵ですよ。

 

その他の素材

珪藻土壁紙…紙と珪藻土を混ぜた壁紙で、吸湿性に優れ、一年中湿度をコントロールしてくれます。消臭効果も期待できます。

 

無機質壁紙…金属やガラス繊維などの無機質素材を原料とした壁紙で、防火性が高いのが特徴です。

 

木質系壁紙…天然木やコルクを薄く削ったものと紙を張り合わせています。柔らかい触り心地や暖かさを感じさせる質感です。

 

吸放湿壁紙…紙おむつにも使われている吸水性ポリマーを配合していて、結露やカビの発生を低減し、乾燥するときには水分を放出して室内の湿気をコントロールします。

 

<選び方のポイント>

機能性が高いため、費用も高くなりがちです。

部屋の使用用途に合わせて選ぶのがおすすめです。

 

 

壁紙の張り替え費用や工事の期間と業者の選び方

1㎡あたりの張り替え費用は1,200円~2,000円程度が目安です。
※価格につきましては掲載日当時の価格です。原材料や人件費の高騰により、価格が変動する可能性がございます。

工事期間は1部屋で1日、一戸建て(3LDK)で約1週間を要します。

 

費用については、壁紙のグレードや家の面積によっても異なります。

詳細はこちらでご紹介していますので、ぜひご覧ください!

壁紙の張り替え費用を詳しく!広さや場所別の選び方・注意点もご紹介

 

壁紙の張り替え業者の選び方も重要!

おすすめは、複数の業者から見積もりを取ることです。

相場を知ることができますし、競合させることで不当な価格のつり上げを防ぐこともできます。

 

なかには、壁紙の張り替えだけでなく他の箇所のリフォームも勧める業者もいるかもしれませんが、まとめて工事をした方がお得になるケースもあります。

業者による提案の違いなどから、本当に必要な工事かどうか、家の状態に合った提案がされているかなどがわかりやすいというメリットもあるでしょう。

 

札幌の壁紙・改装リフォームなら、ゆとりフォームさっぽろにもお気軽にご相談ください!

ご予算・ご要望に応えつつ、家の状態に合ったプランをご提案します。

 

 

まとめ

●壁紙の張り替えのタイミングは約10年くらい。

年数に関わらず、はがれたり汚れたりしていたり、部屋の雰囲気を変えたかったりするように「壁紙が気になったとき」も張り替えのタイミングです。

 

●壁紙はクロスとも呼ばれるほど「紙」以外の素材でできた商品がたくさんあります。

耐久性、消臭機能など、特定の効果が期待できる壁紙もあるので、部屋の用途に合わせて選ぶと良いでしょう。

 

●壁紙の張り替え費用は1㎡あたり1,200円~2,000円程度。

工期は1部屋だけであれば1日で済みます。

業者に依頼する場合は、相見積もりを取るのが成功のポイントです。

 

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