洗面台の耐用年数を知ろう!長持ちさせる方法は?
リフォーム豆知識ブログ —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
毎日の生活に欠かせない洗面台、「最近、ちょっと古くなったかも?」「リフォームのタイミングっていつだろう?」そんな思いが頭をよぎることはありませんか?
身支度を整えるなど清潔に保ちたい場所だからこそ、ちょっとでも汚れていたり古くなっていたりすると気になってしまうという人も多いですよね。
今回は、そんな洗面台の寿命「耐用年数」について、また、長持ちさせるコツ、リフォームを考えるタイミングについてお話していきます!
洗面台の耐用年数はどのくらい?
洗面台の耐用年数は、ずばり10~15年。大切に使って20年程度と言われています。
ただし、洗面台の寿命はご家庭によって異なります。
寿命を左右するのは、以下の2つの点です。
①使用する人数
②使い方
①は、3人家族と6人家族なら使う頻度が当然変わります。水回りの製品は特に劣化がしやすく、そのスピードは人数に比例します。
②は、同じ洗面台でも、歯磨きだけに使う家庭と、洗髪・洗濯物の予洗い・化粧など、様々な用途に使う家庭で消耗具合が異なります。
また、使い方という点で見ると、洗面台の種類でも寿命が変わってきます。
機能がほとんど付いていないシンプルな洗面台と、シャワーホースやタッチ水洗など複雑な機能がたくさん付いている洗面台では、シンプルな洗面台のほうが余計な部品が無く構造もシンプルなので寿命は長い傾向にあります。
ただし、大事に大事に使っていても、うっかり化粧品のビンやドライヤーを洗面ボウルに落としてしまい、一発でヒビや欠けが生じてしまうこともあります。
一般的な寿命だけにとらわれず、ご自宅でお使いの洗面台の状況を的確に見ることが大切です。
耐用年数を長くするためには?
洗面台の耐用年数を長くするために必要なことは、
・正しい使い方をすること
・劣化しやすい場所を中心に定期的なメンテナンスをすること
この2つです。
正しい使い方とは?
洗面台の正しい使い方って何?と疑問に思われる人も多いでしょう。
洗面台も購入した時点で取扱説明書があります。そこには正しいお手入れの方法ややってはいけないことなどが細かく書いてあるはずです。きちんと読み、ご自宅の洗面台に合った使い方をすることが大切です。
テレビや雑誌で「メラミンスポンジで汚れを落とせる」と言っていたからと、安易に毎日の掃除で使うのは危険です。
洗面台によっては汚れを付きにくくする保護剤がコーティングされているものもあり、スポンジでコーティングをはがしてしまい、逆に汚れやすくなってしまうこともあります。
耐用年数を長くするためにも、正しい使い方で扱いましょう。
メンテナンスをしよう
メンテナンスには、毎日のメンテナンスと年に一度のしっかりメンテナンスがあります。
毎日のメンテナンスは、掃除のことだと考えてください。
水回りなので、カビや腐食によって劣化が進みます。特にカビや腐食しやすいところが、排水口と蛇口周り、洗面台と壁のつなぎ目などのパッキン部分です。
基本的にはゴミをためない、水は拭き取ることが大切です。
排水口部分はゴミを受けられるキャッチャーが付いているものも多いです。
こまめにゴミを取り除いて、清潔に保ちましょう。
ゴミをパイプに流してしまうと詰まりの原因になります。
水はこまめに拭き取るとカビや腐食防止になりますが、家族が多いと「さっき拭き取ったのにもう濡れた…」とガッカリされることも少なくないでしょう。
しっかり拭きあげなくては!と力まず、洗濯する前のタオルでついでに拭いて洗濯機にポイっと入れる、寝る前だけ拭く、ゴミの日に不要な布きれで拭いて捨てるなど、まずはできる範囲でやってみるのもおすすめです。
一年に一度のしっかりメンテナンスは「使用に問題が無いか」という視点でチェックしましょう。
メンテナンスの対象は
・ヒビや割れが無いか
・洗面台の下の水漏れが無いか
・ゴムパッキンの劣化が無いか
など、設備の状況を細かく見ていきます。
パッキンなどの部品は8年ほどで製造が中止されてしまうことが多いので、気になったらすぐに交換しておくと安心です。
こういう状態になったらリフォームを検討しましょう
寿命は10~15年、長ければ20年ほどですが、時期にかかわらずリフォームを検討したほうが良い状態があります。
具体的には以下のような症状・状態が見られたときは、業者へのリフォーム相談をおすすめします。
・洗面台にヒビや割れ、欠けがある
・配管やシャワーホースの水漏れ
・栓をしても水がたまらない
・鏡が割れている
・キャビネットの扉が壊れている
特に洗面のヒビ割れは甘く見ていると危険!水が漏れてしまい、カビや腐食の原因になります。早めにリフォームを検討しましょう。
他に、以下のようなライフサイクルに合わせてリフォームするのも手です。
・家族が増えたので広い洗面台にしたい
・化粧品や洗面用具などを収納できるスペースを増やしたい
・洗面台でシャワーを使う家族がいなくなったのでシンプルなものに替えたい
・洗面台の照明が暗く見づらいので明るくしたい
・小さい子どもに合わせて低い位置にボウルを設置していたが大きくなったのでボウルの位置を高くしたい
いざ壊れてからとなると、ゆっくり選ぶ時間もありませんし、在庫がなければすぐに工事ができません。
それならば、ちょっと使い勝手を良くしたいなというタイミングで早め早めにリフォームを考えるのも悪くありませんよ!
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まとめ
毎日の生活に欠かせない洗面台。寿命ももちろんありますが、リフォームのタイミングは「使い勝手を良くしたいと感じたとき」にするのもいいですね。
・洗面台の寿命は10~15年。大切に使えば20年もつとも言われています。ただし、使う人数や使い方によっても変わってくるので、ご自宅の洗面台の状況に合わせてリフォームは考えたいですね。
・洗面台を長持ちさせるポイントは正しい使い方と適切なメンテナンスを行うこと。使用不可の洗剤や掃除用品もあるので気を付けましょう。毎日のこまめな掃除と年に一度の部品確認などのしっかりメンテナンスがコツです。
・耐用年数はあくまでも目安!洗面台のヒビや水漏れなどの症状が出たら、それが寿命です!早めのリフォームを検討しましょう。
・故障などの不具合がなくても、使い勝手が悪いなと感じたときもリフォームのタイミングです。ゆっくりと選べるので納得のいく仕上がりになります。