洗面ボウルのひび割れの対処方法は?放置するとどうなるかも確認
洗面化粧台リフォーム —
こんにちは!ゆとりフォームさっぽろです。
洗面ボウルにひび割れを見つけてしまった場合、どうしたら良いでしょうか。
少しくらいなら放置しても問題ない? それともすぐに専門業者に連絡した方が良い? と迷ってしまいますよね。
今回のコラムでは、洗面ボウルのひび割れについて応急処置や対処法をご紹介。
ただし、洗面ボウルのひび割れを自分で修理するのは難しいので、基本的には専門業者へ連絡するのがおすすめですよ。
洗面ボウルの素材による特徴や注意点、ひび割れを放置することで起こり得る心配などもあわせてお伝えします。
洗面ボウルにひび割れができた場合の対処方法は?
洗面所の洗面ボウルがひび割れてしまった! という場合。
洗面ボウルのひび割れを自分で修理するのは難しいので、専門業者へ修理や交換を依頼しましょう。
専門業者が到着するまでの間は、応急処置として破損個所に布テープ(布製のガムテープ)を貼っておきます。
細かなひび割れの場合は、瞬間接着剤でひび割れをふさいでサンドペーパーで磨く方法も。
応急処置のあとは、洗面台の下に水漏れがしてないかを確認しておきましょう。
洗面ボウルのひび割れの修理は、部分的な補修か洗面ボウルの交換、洗面台の構造によってはボウルが埋め込まれているカウンターや洗面台ごと交換になる可能性があります。
洗面ボウルの交換や洗面台の形状についてはこちらのコラムでも詳しくご紹介しています。
洗面ボウルを交換したい!種類や費用、選ぶポイントまで徹底解説
洗面ボウルの素材による特徴とひび割れの対処法
洗面ボウルに使われている素材によって、傷の付きやすさや衝撃への耐久性が異なります。
洗面ボウルの素材としてよく採用される3つの素材について、その特徴や補修方法をご紹介します。
陶器
最も一般的に使われている素材で、価格も手ごろでデザインやカラーバリエーションも豊富です。
美しい光沢があり、傷がつきにくくお手入れが楽なのも特徴。
ただし、物がぶつかったときの衝撃には弱いため、重たいものを洗面ボウルに落としたりして傷やひび割れができる可能性があります。
ひび割れができた場合は、部分的な補修は難しく、洗面ボウルの交換で対処します。
ホーロー
鉄や銅などの金属をガラス質でコーティングしたものです。
ガラスの美しい光沢と耐熱性・耐水性に優れているのが特徴。
傷がつきにくくお手入れしやすいのがメリットです。
金属自体は頑丈ですが、表面のガラスコーティングがはがれたりひび割れたりする可能性があり、そこから水が入り込むと内部の金属にサビができてしまいます。
防水性のホーロー補修剤などで部分補修が可能なケースがあります。
樹脂
アクリル樹脂やポリエステル樹脂などをメインとした人工素材で、人工大理石とも呼ばれます。
大量生産できるため値段が手ごろで、デザインやカラーバリエーションが豊富なこともメリット。
ほかの素材と比べてひび割れはしにくいですが、細かい傷が付きやすく、変色しやすいのが注意点です。
細かな傷は専用コーティング剤を使ってDIYで直すことも可能。
専門業者に依頼した場合は研磨コーティングで補修したり、洗面ボウルの交換をしたりして対応してもらえるでしょう。
洗面ボウルのひび割れの原因は?
洗面ボウルのひび割れの原因として多いのは、洗面ボウルに物を落としてしまうケースです。
洗面台の周りでは化粧品のビンやドライヤー、電気シェーバーなど、固いものや重いものをよく使っています。
それを洗面ボウルに落とした衝撃でひび割れてしまうケースが多いです。
そのほか、洗面ボウルが冷えている状態で熱湯を流したときに洗面ボウルが急激に膨張する「ヒートショック」は、経年劣化などによってひび割れが起こる可能性もあります。
洗面ボウルのひび割れを放置するとどうなる?
「少しくらいのひび割れだから」と放置していると、大きなトラブルに発展する恐れがありますよ。
ひび割れを放置して起こるトラブルの例には以下のようなものがあります。
- ・ひび割れがどんどん大きくなる
- ・ヒートショック割れが起きやすくなる
- ・ひび割れ部分に汚れがたまり、カビが生える
- ・ひび割れから内部に水が入り、劣化や水漏れの原因になる
- ・内部に水がたまり、配管や壁、床が腐食する
ひび割れが広がる恐れがあるのはもちろん、ひび割れから水が侵入して内部が腐食し、排水管や壁、床などの大がかりなリフォームが必要になってしまうことも!
小さなひび割れだからと放置せず、被害が拡大してしまう前に対処するようにしましょう。
洗面ボウルの耐用年数も確認!
洗面ボウルの耐用年数は10〜15年程度といわれています。
使い方などにもよるので大切に扱えば20年程もつケースもあるでしょうし、家族の人数が多くて使用頻度が多ければもっと早く劣化する可能性もあります。
洗面ボウルを長持ちさせるには、毎日のお手入れと定期的な点検、傷やひび割れなど気になる部分は早めの対処が大切です。
ゴムパッキンなどは消耗品ですので、洗面ボウルの耐用年数よりもこまめに交換するなど定期的なメンテナンスを心がけましょう。
ひび割れ程度や洗面ボウルの状態、使用年数によってはあわせて洗面台のリフォームを検討するのもおすすめです。
こちらのコラムで洗面ボウルの耐用年数や長持ちさせる方法についてさらに詳しくご紹介しています。
まとめ
- 洗面ボウルのひび割れは自分で対処するのは難しいです。
ガムテープなどで応急処置をし、水漏れの有無を確認したうえで、専門業者へ連絡しましょう。
洗面ボウルの種類によって補修や交換などの対処は異なります。
●洗面ボウルのひび割れの原因として多いのは、重たいものをボウルに落としてしまったことによる衝撃です。
そのほかヒートショックや経年劣化が原因となることもあります。
●洗面ボウルのひび割れを放置していると、ひび割れが大きく広がる、ひび割れから水が侵入してカビ・サビが発生する、水漏れにより内部の配管や周りの壁・床が腐食するなど被害が拡大する可能性があります。
その結果、大がかりなリフォームが必要になってしまうこともあるため、ひび割れは早めに対処しましょう。
●洗面ボウルの耐用年数は10〜15年程度といわれています。
毎日のお手入れと定期的な点検、メンテナンスで長持ちさせることができますが、もしひび割れをしてしまったら、古い洗面台は思いきってリフォームするのもおすすめですよ。
札幌で洗面台のリフォームをご検討なら、ゆとりフォームさっぽろにお気軽にご相談くださいね!
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